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#写真でめぐる世界のクリスマス〜ヨーロッパ編〜
最近一気に肌寒くなり、クリスマスの季節がやってきました。
日本ではクリスマスと言えば、恋人とご飯デートをしてイルミネーションを見にいったり、
友達や家族と集まってお祝いするのが鉄板ですよね。
海外、特にキリスト教徒が多い世界の国々では、家族と集まって一家団欒の時間を過ごす、
1年で最も重要なイベントとして盛大にお祝いされます。中には、クリスマスの1ヶ月前から準備が始まり、
お正月を過ぎるまでクリスマスムード一色の国もあるのだそう!
今回の特別企画では、海外在住者計4名の方の視点で語られる、
世界各地のリアルなクリスマスの過ごし方を「ヨーロッパ編」、
「アメリカ大陸編」の2回に分けてお送りします。
同じ「クリスマス」というイベントでも、各国の過ごし方や風習は千差万別。
現地在住者の思い出や体験を通して見えてくる、新たなクリスマス体験をお楽しみください♡
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Ryokoさん(@ryoko_k_g)
イギリス在住。ファッションマーチャンダイザーや女性のエンパワーメントプラットフォーム@sparkleproject_rkgの創業者として活躍し、インスタグラムやブログ、YouTubeでイギリス生活の様子を発信。国際結婚や恋愛のTipsも発信しているので要チェック!
イギリスではハロウィンが終わると街が一気にクリスマスムードに!
11月頃からクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスマーケットに足を運んでMulled Wineを堪能したり、 英国王室御用達ブランド、フォートナムメイソンでお買い物をしたりして、クリスマス当日までの時間を過ごします。
クリスマス当日は、丸一日家族とゆっくりお家で過ごすことが多いです。
日本に住んでいた頃は、彼とクリスマスデートで外出する事が多かったのですが、海外移住してからはお家でまったり過ごすのが主流になりました。 朝からツリーの下に準備しておいたクリスマスプレゼントを旦那さんと一緒に開けて、パンケーキを朝食に食べた後、パジャマのまま映画をみたり、イギリスでは主流ではないですが、旦那さんがアメリカ人なのでエッグノックを飲みながらゲームしたりして過ごしています。
12月に入るとロンドンで大人気の
「Winter Wonderland」というイベントに足を運びます。イルミネーションを楽しんだり、アイススケートをしたり、クリスマスマーケットもあるので、ヨーロッパ各国のこの時期ならではのスイーツや食べ物を堪能するのがたまりません♡
25日に向けてカウントダウンをしながら様々な楽しみ方をするのが一般的です。
イギリスではローストターキーや、チキンをクリスマス料理のメインとして食べる事が多いです。
我が家では旦那さんがアメリカ人なので、クリスマスハムを食べます。大きなブロックのハムに特製のはちみつソースをかけて、オーブンで何時間もかけてじっくり焼いていきます。あとはマッシュポテトやビスケット、チーズやサラミなどの前菜プレートも用意します。
昔から海外のクリスマスに対する憧れが強かったので、本場ヨーロッパのクリスマスマーケットに訪れる事が幼い頃からの夢の1つでした。
去年、クリスマスに念願のドイツを訪れ、テレビでしか見たことのなかった本場のクリスマスマーケットを目の当たりにした時は本当に感動しました。
Mulled Wineのスパイスの香りや、甘いクリスマススイーツの匂いに囲まれながら、どっぷりその場の雰囲気に魅了されました。子供の頃からの夢が1つかなった最高の思い出です。
そして今年はもう1つ夢が叶いました!
「自分のお家に理想のクリスマスツリーを飾る」これも子供の頃からの夢だったのですが、今年はお家のデコレーションに力を入れて、自分が思い描いていたツリーを飾る事ができました!
来年、赤ちゃんが産まれることもあり、今年が夫婦2人で過ごす最後のクリスマスになるので素敵な思い出になりそうです。
Mizuhoさん(@michan630)
スイス在住。ヨーロッパを始め、スイスのローカル情報や大自然が臨める絶景スポットからスイスでの子育て事情まで幅広く発信。
スイスのクリスマスは12月6日に始まります。1年間いい子にしていた子供は、サンタクロース(聖ニコラウス)からお菓子と小さなプレゼントを受け取り、この日は、人形の形をしたグリッティベンツ(Grittibanz)というパンを作ってみんなで食べるのが伝統。
クリスマスまでの4週間を「アドベント」と呼び、
アドベントキャンドルを毎週日曜日に灯したり、アドベントカレンダーを毎日開けたりしてクリスマスを待ち望みます。アドベントカレンダーはお菓子やコスメ、おもちゃなど種類が豊富なので選ぶのも開けるのもとても楽しい!
クリスマスの前にはクリスマスマーケットが開かれ、街が一気に賑わい明るくなります。 クリスマス用品を購入したり、ラクレットやチーズフォンデュドック、ソーセージを食べたり、ホットワイン(グリューワイン)で体を温めながらクリスマスの雰囲気を楽しみます。
スイスでは、クリスマスツリーには本物のもみの木を使用するので毎年購入し、飾り付けを楽しみます。
クリスマスプレゼントはそれぞれ自前でラッピングする人が多く、手作り感が溢れているところが愛らしいです。クリスマスの時期にはお店にラッピングコーナーが開かれていたり、ショッピングモールの通路に突然、自由にラッピングできるコーナーが出現したりするので面白いですね。
スイスでは12月24,25,26日は全てのお店が閉まり、クリスマス当日は、ほとんどの人が家族や親戚と過ごします。
スーパーでさえ閉まるので、はじめは驚きました。
お正月のように家族が集まる、一年の中で最も大切なイベントです。
家族団欒の時間を楽しみながらゆっくりと食事をし、プレゼント交換。
プレゼントは全員に用意、もしくはシークレットサンタ式にしたりと様々です。
プレゼントだけでなく、メッセージカード付きなのが海外らしいなと感じる瞬間です。
スイスではクリスマスは、厚切りハムとインゲンをワンプレートにまとめたものが主流。
その他、スイスの伝統料理であるチーズフォンデュ、ラクレット、ミートフォンデュが並ぶことも。スイスの伝統料理は寒い冬にぴったりで、大人数でもそれぞれ好きなものが食べられるのがいいところです。感覚としては鍋を家族みんなで食べるような雰囲気です。
クリスマスは各家庭、気合を入れて前菜からデザートまでフルコースで用意をするので、食事が終わる頃にはお腹いっぱいになります。
スイスでは、クリスマスが終わっても1週間くらいはまだクリスマスモードで、お正月になってもお店やレストランにはクリスマスの装飾があるのは驚きました。お正月よりもクリスマスが大切にされるのも文化の違いならではと思いました。
私は毎年、クリスマスマーケットで食べるチーズ料理とホットワインが楽しみです。ホットワインは、日本の甘酒のような、体の中から温まりほっとする存在。ドイツ語では「グリューワイン」と呼ばれていて、ワインとシナモンなどの香辛料、シロップなどからできています。ほんのり甘くて普通のワインよりも飲みやすいのが嬉しい!
クリスマスマーケットのホットワインマグカップは、場所によって絵柄が違ったり、毎年変わるため、集めている人も多いです。特別な雰囲気に包まれるスイスのクリスマスシーズンは、「温かい」という言葉がピッタリな、家族の愛が溢れる時間が流れていてお気に入りの季節です。
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最近一気に肌寒くなり、
クリスマスの季節がやってきました。
日本ではクリスマスと言えば、恋人とご飯デートをしてイルミネーションを見にいったり、友達や家族と集まってお祝いするのが鉄板ですよね。
海外、特にキリスト教徒が多い世界の国々では、
家族と集まって一家団欒の時間を過ごす、
1年で最も重要なイベントとして盛大にお祝いされます。
中には、クリスマスの1ヶ月前から準備が始まり、
お正月過ぎまでクリスマスムード一色の国もあるのだそう!
今回の特別企画では、
海外在住者計4名の方の視点で語られる、
世界各地のリアルなクリスマスの過ごし方を
「ヨーロッパ編」、「アメリカ大陸編」の
2回に分けてお送りします。
同じ「クリスマス」というイベントでも、
各国の過ごし方や風習は千差万別。
現地在住者の思い出や体験を通して見えてくる、
新たなクリスマス体験をお楽しみください♡
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Ryokoさん(@ryoko_k_g)
イギリス在住。
ファッションマーチャンダイザーや女性のエンパワーメントプラットフォーム@sparkleproject_rkgの創業者として活躍し、インスタグラムやブログ、YouTubeでイギリス生活の様子を発信。国際結婚や恋愛のTipsも発信しているので要チェック!
イギリスではハロウィンが終わると街が一気にクリスマスムードに!
11月頃からクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスマーケットに足を運んでMulled Wineを堪能したり、 英国王室御用達ブランド、フォートナムメイソンでお買い物をしたりして、クリスマス当日までの時間を過ごします。
12月に入るとロンドンで大人気の
「Winter Wonderland」というイベントに足を運びます。イルミネーションを楽しんだり、アイススケートをしたり、クリスマスマーケットもあるので、ヨーロッパ各国のこの時期ならではのスイーツや食べ物を堪能するのがたまりません♡
25日に向けてカウントダウンをしながら様々な楽しみ方をするのが一般的です。
クリスマス当日は、丸一日家族とゆっくりお家で過ごすことが多いです。日本に住んでいた頃は、彼とクリスマスデートで外出する事が多かったのですが、海外移住してからはお家でまったり過ごすのが主流になりました。 朝からツリーの下に準備しておいたクリスマスプレゼントを旦那さんと一緒に開けて、パンケーキを朝食に食べた後、パジャマのまま映画をみたり、イギリスでは主流ではないですが、旦那さんがアメリカ人なのでエッグノックを飲みながらゲームしたりして過ごしています。
イギリスではローストターキーや、チキンをクリスマス料理のメインとして食べる事が多いです。
我が家では旦那さんがアメリカ人なので、クリスマスハムを食べます。大きなブロックのハムに特製のはちみつソースをかけて、オーブンで何時間もかけてじっくり焼いていきます。あとはマッシュポテトやビスケット、チーズやサラミなどの前菜プレートも用意します。
昔から海外のクリスマスに対する憧れが強かったので、本場ヨーロッパのクリスマスマーケットに訪れる事が幼い頃からの夢の1つでした。
去年、クリスマスに念願のドイツを訪れ、テレビでしか見たことのなかった本場のクリスマスマーケットを目の当たりにした時は本当に感動しました。
Mulled Wineのスパイスの香りや、甘いクリスマススイーツの匂いに囲まれながら、どっぷりその場の雰囲気に魅了されました。子供の頃からの夢が1つかなった最高の思い出です。
スイスのクリスマスは12月6日に始まります。1年間いい子にしていた子供は、サンタクロース(聖ニコラウス)からお菓子と小さなプレゼントを受け取り、この日は、人形の形をしたグリッティベンツ(Grittibanz)というパンを作ってみんなで食べるのが伝統。
クリスマスまでの4週間を「アドベント」と呼び、アドベントキャンドルを毎週日曜日に灯したり、アドベントカレンダーを毎日開けたりしてクリスマスを待ち望みます。アドベントカレンダーはお菓子やコスメ、おもちゃなど種類が豊富なので選ぶのも開けるのもとても楽しい!
クリスマスの前にはクリスマスマーケットが開かれ、街が一気に賑わい明るくなります。 クリスマス用品を購入したり、ラクレットやチーズフォンデュドック、ソーセージを食べたり、ホットワイン(グリューワイン)で体を温めながらクリスマスの雰囲気を楽しみます。
スイスでは、クリスマスツリーには本物のもみの木を使用するので毎年購入し、飾り付けを楽しみます。
クリスマスプレゼントはそれぞれ自前でラッピングする人が多く、手作り感が溢れているところが愛らしいです。クリスマスの時期にはお店にラッピングコーナーが開かれていたり、ショッピングモールの通路に突然、自由にラッピングできるコーナーが出現したりするので面白いですね。
スイスでは12月24,25,26日は全てのお店が閉まり、クリスマス当日は、ほとんどの人が家族や親戚と過ごします。
スーパーでさえ閉まるので、はじめは驚きました。
お正月のように家族が集まる、一年の中で最も大切なイベントです。
家族団欒の時間を楽しみながらゆっくりと食事をし、プレゼント交換。プレゼントは全員に用意、もしくはシークレットサンタ式にしたりと様々です。プレゼントだけでなく、メッセージカード付きなのが海外らしいなと感じる瞬間です。
スイスではクリスマスは、厚切りハムとインゲンをワンプレートにまとめたものが主流。
その他、スイスの伝統料理であるチーズフォンデュ、ラクレット、ミートフォンデュが並ぶことも。スイスの伝統料理は寒い冬にぴったりで、大人数でもそれぞれ好きなものが食べられるのがいいところです。感覚としては鍋を家族みんなで食べるような雰囲気です。
クリスマスは各家庭、気合を入れて前菜からデザートまでフルコースで用意をするので、食事が終わる頃にはお腹いっぱいになります。
スイスでは、クリスマスが終わっても1週間くらいはまだクリスマスモードで、お正月になってもお店やレストランにはクリスマスの装飾があるのは驚きました。お正月よりもクリスマスが大切にされるのも文化の違いならではと思いました。
私は毎年、クリスマスマーケットで食べるチーズ料理とホットワインが楽しみです。ホットワインは、日本の甘酒のような、体の中から温まりほっとする存在。ドイツ語では「グリューワイン」と呼ばれていて、ワインとシナモンなどの香辛料、シロップなどからできています。ほんのり甘くて普通のワインよりも飲みやすいのが嬉しい!
クリスマスマーケットのホットワインマグカップは、場所によって絵柄が違ったり、毎年変わるため、集めている人も多いです。特別な雰囲気に包まれるスイスのクリスマスシーズンは、「温かい」という言葉がピッタリな、家族の愛が溢れる時間が流れていてお気に入りの季節です。
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