未来へつなぐ、
自然と共に旅をする
Aww For the Blue Collection
透き通る海、荘厳な森に、
通り抜ける風や壮大な空。
旅をすると強く感じる、
溢れんばかりの自然のパワー。
環境負荷が高いと言われている旅
だけど、一期一会の出会い、忘れられない景色、偉大な自然のパワー、そんな感動を体感させてもらえるのも旅。
そして、私たちがそんな自然の一部であるんだと教えてくれるのもまた旅。
だからこそ、Awwのアイテムとともに旅を楽しむことが、この美しい地球を次の世代へつなぐきっかけになることができたら。
Awwは、そんな思いでサステナブルな素材を採用してきました。
そして今回、Awwが新たに出会ったのが、廃漁網を原料にした再生ナイロン素材。
私たちの小さな選択が、海の豊かさを守り、サステナブルな未来を作ると信じて、今回AwwからFor the Blue Collectionが生まれました。
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The Collections
Aww for the Blue Collection Project
travel accessories
4way bodybag
beach tote bag
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Story
Why for the Blue Collectoin?
できることから少しずつ。そんな想いでAwwはこれまでにサステナブルな活動の一つとして、サボテンレザー、アップルレザーといった植物由来の素材の採用をしてきました。今回Aww For the Blue Collectionでは、廃漁網を原料にした再生ナイロン素材を採用。ではなぜ、私たちは廃漁網に注目したのでしょうか。Awwと廃漁網が出会ったストーリーを、Aww FounderのMegumiに聞いてみました。
Q. なぜ廃漁網に注目を?
環境問題の一つである、海洋ゴミ問題。実は海のゴミの60%を占めると言われているのが廃漁網だってご存知でしたか?
画像出典:https://www.alliancefortheblue.org/pfb/
一度海に流出するとその分解にかかる年月はなんと800年と言われ、海の汚染や海洋生態の崩壊へと繋がり、美しい海と人が築いてきた関係も破綻してしまいます。
そんな海洋問題に少しでも関心を持ち、当事者意識を持てるようなアイテムを作りたいと思いました。
そしてもう一つ。
サステナブルな商品を販売し、Awwの思いに賛同してくださる方が少しずつ増えていけばいくほど、もっと深くサステナブルな循環を作っていきたいという思いが高まってきました。
素材自体ももっと環境負荷の低いものに改善していきたいし、品質も向上していきたい。
商品を買っていただく以外に、お客様にもっと直接的にエコな活動に参加している体感を持って欲しい。環境保護活動に繋げていきたい。
しかし同時に、自分たちだけではできることは限られているし、大きなインパクトを残せないという課題を感じていました。
そんなときに出会ったのが、ゴミを商品に生まれ変わらせるサイクルを複数の企業が協力し合うことで実現している”ALLIANCE FOR THE BLUE”でした。
一人の力は弱くても、みんなが協力すれば大きなインパクトになる。
AwwもこのALLIANCEの一員になることで、この輪を広げていきたいと思ったことが漁網生地を採用したきっかけです。
画像出典:https://www.alliancefortheblue.org/pfb/
Q. ALLIANCE FOR THE BLUEは、
具体的にどんな活動をしているのですか?
ALLIANCE FOR THE BLUEは漁業者、産廃回収企業、再生プラスチック製造企業、紡糸・織布企業などなど高い技術と想いを持つ各社が集まり協働することで「ゴミを商品に生まれ変わらせる」サイクルを作っています。
売り上げの一部は 、「磯焼け」によって岩礁域の藻場が消失する問題を解決するための「藻場再生プロジェクト」の活動に充てていて、ゴミを減らすだけじゃなく環境保全にも繋げていることに感銘を受けました。
画像出典:https://www.alliancefortheblue.org/pfb/
Q. 特にこだわったポイントは?
漁網を原料にした生地であることもあり、海洋汚染や海ごみの現状を知ってもらうきっかけになってほしいという思いから、海のシーンで使えるアイテムにしました。
海で使えることを想定して作っているものの、旅シーンや日常でも使いやすいようにデザインしています。
広げるとマットになるビーチトートバッグは、バッグの内側にセットして使えるメッシュバッグも一緒に作りました。取り外し可能なサコッシュも付属しているので、貴重品を持ち運んだり単品でも使えるようにしています。
ウエストポーチにもなるボディバッグは、2面に分かれているので荷物の整理もしやすく、パスポートがジャストフィットするジッパー付きポケットも搭載しました。
Q. アイテムづくりで大変だったことは?
日本製の生地だったこともあり、カバンの製造まで日本で完結した”Made in Japan”を実現したかったのですが、なかなか製造いただける工場が見つからなかったです。
ALLIANCE FOR THE BLUEさんのご尽力のおかげで、製造してくださる工場が見つかった時は心から嬉しかったのですが、納期がタイトだったので最後までヒヤヒヤでした。
それでも夏に間に合わせたい!という思いでなんとか進行でき、工場の皆さんのご協力に心から感謝しています。
Q. Aww For the Blue Collectionを通して
伝えたいことはありますか?
Aww For the Blue Collectionのアイテムを持って、旅や海でのレジャーを楽しむ中で「海に囲まれた島国日本に生まれたのだからこそ、みんなの海を未来に残そう!」と思ってもらえたり、今海で起きている現状を自分ごとになって考えてみるきっかけになればいいなと思っています。
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Voices
Messages from our friends by the ocean
今回のAww For the Blue Collectionのリリースを記念して、湘南・藤沢市在住のMayaが、海辺で暮らす地元の方やお友達に、今と昔のリアルな海の変化や、キレイな海を守ることについて、私たちにできることを聞いてみました。
Q. 海について、今と昔で変化を感じることはありますか?
湘南・江ノ島で代々続く、しらす漁・加工・販売に従事する浜野水産の4代目の浜野展行です。
毎日海で漁をしますが、昔と比べるとゼロではありませんが、引き上げるゴミの量が減って、海の水質も綺麗になりました。訪れる人や住む人の環境問題への意識が高まっているのかと思います。
Q. 心がけているエコアクションはありますか?
昔と比べると綺麗になったとはいえ、毎日海で漁をしていると、まだまだたくさんのゴミが引っかかります。何十年前から放置されていたのかわからないような漁網、自転車や冷蔵庫などの粗大ゴミを引き上げることも。
そういったゴミは放置せず、なるべく持ち帰るようにしています。
Q. 海について、今と昔で変化を感じることはありますか?
私が小さい頃、地元の海は汚れていると言われていたらしいですが、海を守りたいという周りのアクションによりゴミは少なくなり、海の透明度が上がったと感じます。
Q. 心がけているエコアクションはありますか?
日焼け止めはサンゴや海の生物に優しいものを使っています。また、夏の間は海の家で働いているのですが、ゴミが増える夏の期間は出勤前に朝のゴミ拾いをします。海に優しい洗剤を使用したり、プラスチックゴミを出さないように工夫しています。
Q. 海辺暮らしの醍醐味は?
朝や仕事終わりのふとした瞬間に日の出や海を見に行けるので、自然と心が癒されます。自然からパワーをもらっているからか、周りも笑顔で明るい人が多い気もします。
Q. 心がけているエコアクションはありますか?
プロサーファーとして、小さい頃から海があるライフスタイルを送っているので、僕にとって海はなくてはならないものです。日々実践しているのが、「ワンハンドビーチクリーン」。サーフィン後、海からあがったら、片手にサーフボードを持って、もう片方の手に持てるだけのゴミを拾って持って帰ります。
Q. 綺麗な海を守るために私たちにできることは?
サステナブルなライフスタイルも流行っていますが、プラスチックフリー生活とか、いきなりゼロにするのはハードルが高いですよね。なので、マイボトルやエコバッグ持ち歩いたり、まずはできることから始めるのがいいと思います。
先ほどのワンハンドビーチクリーンじゃないですが、これからの季節、海に行く機会も多くなると思います。1万人が海に来て、1人1つずつでもゴミを拾ったら、砂浜はとても綺麗になると思います。無理のない範囲で気づいたらぜひやってみてください!
Q. 海について、今と昔で変化を感じることはありますか?
PR会社、海底熟成ワインセラー事業「tlass SEA CELLAR」を運営しています。仕事柄海に出ることもありますが、サンゴや藻場が水温の上昇や、磯焼けなどの要因で、急激に激減しています。森林は山火事や木が枯れてしまうなど、災害を目の当たりにしやすいですが、私たちが見ている海は海面であることが多く、その中にある環境をまじまじと見ることがなかなかありません。
Q. 心がけているエコアクションはありますか?
まず、海の環境が今どうなっているのか?を知ることが大切だと思います。ゴミを捨てないなど基本のアクションはありますが、海の中に直接寄与することはダイバーや潜水作業をされる漁師さんなど、一定の技術が必要になったりしますし、海が近くない人はまず海に行くことからになったりなど、一個人ではとても難しいと感じます。
海をよくしようとアクションするサービスや団体を知り、その取り組みに参加していく、できるサポートをしていくなど、無理なく続けられるアクションをすることがいいのかなと思います。
お話を聞いたとき、「住んでる人の少しの意識変化で海は綺麗になってきている」という声が印象的でした。個人の小さなアクションでも、みんなが行動すれば環境汚染の改善も見込めるのかも。綺麗な海を維持するために、日々できることから少しずつ。
この夏も、これからも意識して取り組んでいきたいと思いました。
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