Founder's note ~The moment when ecology becomes your own in everyday life~

これまでの過剰な生産と消費が生んだ環境汚染や気候変動の問題が叫ばれている今。
日本でも、こういった問題を解決し、よりサステナブルな社会を目指していくために
「エコなアクション」が推奨されるようになってきました。

でも、どちらかというとやはりエコなアクションって「不便」という印象が強く、
また自分のためにというよりも「地球のために」「後世のために」という
ちょっと背伸びした感覚が強い、なんて人も多いのでは?

数年前から環境問題やエコな取り組みに興味を持ち、エコアクションは色々と試してきながらも、
どこかそういった感覚があったわたし。
日本にいると”便利”が当たり前。
過剰に”サービス”を受けることも当たり前。
だからエコなアクションってどこか”不便”なものという思い込みが少なからずありました。

だけど実は、とあることをきっかけにそんな感覚が全くなくなり一気にエコが「自分ごと」へと化しました。
今回はわたしがどうしてエコを自分ごとに感じるようになったのか、
そして日常生活の中で無理なく続けているエコなアクションをご紹介します。

日常生活でエコが「自分ごと化」した瞬間


まずわたしの意識を根本から変えたのが、記憶に新しいコロナウイルスの発生。 初めて日本でも緊急事態宣言が発令された2020年春を起点に一気におうち時間が増え、 自炊をする機会やオンラインで商品を購入する機会が圧倒的に増えました。

そんな中、家の中にあるゴミへ意識が向くように。忙しなく外を動き回る生活から、お家中心での生活へ。
当たり前のことですが、圧倒的にゴミが増えたと感じました。

例えば、オンライン購入をした時の梱包資材。 丁寧に梱包してくださるメーカーさんや倉庫業の方々には本当に本当に感謝でしかないけれど、これって必要なものなのだろうか。 正直かさばるものも多いし、捨てるために潰さないといけないものも多く手間もかかる。
ゴミ捨てをする回数も増えるし、まとめると意外と重い...!
自分自身ブランドオーナーであることからも、オンライン購入の梱包資材については本当に考えさせられました。

そして毎日の自炊。
なるべく人が集まるスーパーに行きたくないし、匂いの一番の要因となる生ゴミもなるべく増やしたくない。
「食べたいものを食べたい時に!」そんな自由気ままな食生活から、 「なるべく食品ロスが出ないように」献立を考える、そんな意識が芽生えていました。

どうやったらゴミを減らせるのか? どうやったら衛生的に過ごせるのか?

自分自身が心地よく過ごしやすい環境にしたい事から、ゴミへの意識、エコについて考えるようになったんです。
今までは、「地球環境のため」、「未来に続いていく後世のために」ちょっと背伸びした意識で考えていた"エコ"が、「自分が過ごしやすいようにするために」自分ごと目線で意識するようになった瞬間でした。

そしてもう一つ、わたしがエコについて考えさせられるきっかけになったのが、引っ越しをしたこと。
引っ越した地域が細かく分別が必要な場所だったので、今まで可燃ゴミと一緒に出していたプラスチックゴミは、プラスチックゴミとして分別するようになりました。
驚いたのが、家から出るゴミのほとんどがプラスチックゴミだったということ。
だいたい1:5くらいの割合で可燃ゴミよりもプラスチックゴミが圧倒的に多かったのです。

実際、プラスチックゴミの処理に対する技術は確実に向上しています。
ゴミ焼却炉の技術が上がり、プラスチックも可燃することでCO2と水に分解して灰に、 焼却時の熱はエネルギーとして回収されるようにもなってきています。
プラスチックゴミの焼却時に発生すると問題になっていたダイオキシンもなくなってきている。
でもじゃあこの大量のプラスチックゴミたちは、出さざるを得ない必要不可欠なものなのか?って言われると、ほとんどが無駄から発生しているものだなと思ったんです。

日常生活で取り入れやすいエコアクション


そんなこんなで、自分のゴミ出しの負担を減らすという意味でも、なるべくゴミを出さないように(特にプラスチックゴミ)を出さないように、日常生活にエコグッズは積極的に取り入れています。

■ エコカップとマイストロー

ペットボトルやストローの代替として。 ペットボトルとプラスチックストローって本当に便利だし使わなくなることって正直難しいかもって思っていた時期もあったのですが、取り入れてみたら正直全く苦じゃないです。

エコカップはStojoのものを愛用。
お気に入りポイントはとにかく可愛いところ。(笑)
何かを始める時に「可愛いと思えるかどうか」「ワクワクすることができるか」って本当に重要なことだと思います。 無理して始めることって何事も本当に続かないですよね。

そしてもう一つのお気に入りポイントは折りたためること。

わたしは持ち歩く荷物が重かったり多いのが嫌いなので、Stojoはシリコン製で軽く、使用した後は小さく折りたためるのでとっても使いやすいです。

エコボトルに合わせてマイストローも持ち歩いて。
ストローは嵩張らないし軽いので、持ち歩き始めるのに心理的なハードルは低かったです。
ZOKUのストローは折りたためるのでとても便利!専用の洗浄具もついていました。

■ シリコンバッグとミツロウラップ

サランラップの代用としてシリコンバッグとミツロウラップを愛用しています。 (サランラップって意外と使うしゴミになる,,,!)

ミツロウラップは本当に大活躍!
エコラップってまだまだ日本では普及していないけど、洗って何回も繰り返し使うことができ、普段の生活にも取り入れやすいので、まだ使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい...!
わたしはオーストラリア製のミツロウラップを使用しているのですが、ミツロウラップとは布に蜜蝋(ミツロウ)というミツバチが巣を作るために分泌する蝋を染み込ませたラップのことで、蜜蝋の高い保湿力が食品の"保存力"という意味でも、プラスチックラップより優れているらしいです。確かにりんごなど変色しやすいフルーツを保存するとき、時間が経っても変色せず新鮮に保存できていると感じました。
エコラップも何よりデザイン製の高い柄のものが多いので、自分がワクワクするような製品を選んで使ってみるのがおすすめです。

シリコンバッグはZiptopのものを愛用。
このシリコンバッグはとにかく密閉性が素晴らしくて液体を入れても漏れないから便利。
わたしは外出時にフルーツやスナックを持ち歩くことが多いのでとっても重宝しています。色合いもとっても可愛いですよね。
こんな感じでミツロウラップに包んだフルーツを持ち歩いでいます。

■ エコバッグとネットバッグ

日本でもやっとレジ袋が有料化してエコバッグを持ち歩いている人もかなり増えたはず。 わたしもお気に入りのエコバッグを気分で選んで持ち歩いています。
スーパーに行くときはネットバッグも一緒に!
レジ袋は有料化したけど、野菜を入れるビニール袋はなんで無料なんだろう?と気付かされてから、野菜やフルーツはネットバッグに入れて持ち帰っています。
見た目も絵になるので、スーパー帰りもなんだかるんるんしちゃう...!(笑)
やはり何事も、ときめきながらやるのが長続きのコツだなあと改めて思っています。

■ 意外とエコになるのが早寝早起き

これも「エコのために!」という意識でやっていることではないんですが、太陽光がとても入る窓の広いお家に引っ越しをしたことで、自然と夜型から朝型の生活に変わりました。

それまでは超典型的な夜型で、ひどい時は朝の4~5時近くまで起きていたのが、夜11時くらいには寝て5~6時に起きる生活にシフトしました。

「こんなに朝の時間って気持ちよかったんだ」って当たり前のような気付きがありましたね(笑)

早起きすることで自分の時間を有効に使えるだけじゃなく、結果的に太陽が出ている時間に行動することでエネルギー消費も減らすことができているなと思っています。

最後に


新しいことを始めるとき、なかなか自分ごと化できないと気負ってしまって続かないもの。
エコアクションも、まずは「自分の負担を減らすために」、だったり「気分を上げるために」みたいに自分目的で楽しみを見つけながら始めてみてはいかがでしょうか?

Aww Founder Megumi Ishida / Aww創業者 石田めぐみ

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これまでの過剰な生産と消費が生んだ環境汚染や気候変動の問題が叫ばれている今。 日本でも、こういった問題を解決し、よりサステナブルな社会を目指していくために「エコなアクション」が推奨されるようになってきました。

でも、どちらかというとやはりエコなアクションって「不便」という印象が強く、 また自分のためにというよりも「地球のために」「後世のために」というちょっと背伸びした感覚が強い、なんて人も多いのでは?

数年前から環境問題やエコな取り組みに興味を持ち、エコアクションは色々と試してきながらも、 どこかそういった感覚があったわたし。
日本にいると”便利”が当たり前。
過剰に”サービス”を受けることも当たり前。
だからエコなアクションってどこか”不便”なものという思い込みが少なからずありました。

だけど実は、とあることをきっかけにそんな感覚が全くなくなり一気にエコが「自分ごと」へと化しました。

今回はわたしがどうしてエコを自分ごとに感じるようになったのか、 そして日常生活の中で無理なく続けているエコなアクションをご紹介します。

日常生活でエコが「自分ごと化」した瞬間


まずわたしの意識を根本から変えたのが、記憶に新しいコロナウイルスの発生。 初めて日本でも緊急事態宣言が発令された2020年春を起点に一気におうち時間が増え、 自炊をする機会やオンラインで商品を購入する機会が圧倒的に増えました。

そんな中、家の中にあるゴミへ意識が向くように。
忙しなく外を動き回る生活から、お家中心での生活へ。
当たり前のことですが、圧倒的にゴミが増えたと感じました。

例えば、オンライン購入をした時の梱包資材。
丁寧に梱包してくださるメーカーさんや倉庫業の方々には本当に本当に感謝でしかないけれど、これって必要なものなのだろうか。
正直かさばるものも多いし、捨てるために潰さないといけないものも多く手間もかかる。
ゴミ捨てをする回数も増えるし、まとめると意外と重い...!
自分自身ブランドオーナーであることからも、オンライン購入の梱包資材については本当に考えさせられました。

そして毎日の自炊。
なるべく人が集まるスーパーに行きたくないし、匂いの一番の要因となる生ゴミもなるべく増やしたくない。
「食べたいものを食べたい時に!」そんな自由気ままな食生活から、 「なるべく食品ロスが出ないように」献立を考える、そんな意識が芽生えていました。

どうやったらゴミを減らせるのか?
どうやったら衛生的に過ごせるのか?

自分自身が心地よく過ごしやすい環境にしたい事から、ゴミへの意識、エコについて考えるようになったんです。
今までは、「地球環境のため」、「未来に続いていく後世のために」ちょっと背伸びした意識で考えていた"エコ"が、「自分が過ごしやすいようにするために」自分ごと目線で意識するようになった瞬間でした。

そしてもう一つ、わたしがエコについて考えさせられるきっかけになったのが、引っ越しをしたこと。
引っ越した地域が細かく分別が必要な場所だったので、今まで可燃ゴミと一緒に出していたプラスチックゴミは、プラスチックゴミとして分別するようになりました。
驚いたのが、家から出るゴミのほとんどがプラスチックゴミだったということ。
だいたい1:5くらいの割合で可燃ゴミよりもプラスチックゴミが圧倒的に多かったのです。

実際、プラスチックゴミの処理に対する技術は確実に向上しています。
ゴミ焼却炉の技術が上がり、プラスチックも可燃することでCO2と水に分解して灰に、 焼却時の熱はエネルギーとして回収されるようにもなってきています。
プラスチックゴミの焼却時に発生すると問題になっていたダイオキシンもなくなってきている。
でもじゃあこの大量のプラスチックゴミたちは、出さざるを得ない必要不可欠なものなのか?って言われると、ほとんどが無駄から発生しているものだなと思ったんです。

日常生活で取り入れやすいエコアクション


そんなこんなで、自分のゴミ出しの負担を減らすという意味でも、なるべくゴミを出さないように(特にプラスチックゴミ)を出さないように、日常生活にエコグッズは積極的に取り入れています。

■ エコカップとマイストロー

ペットボトルやストローの代替として。 ペットボトルとプラスチックストローって本当に便利だし使わなくなることって正直難しいかもって思っていた時期もあったのですが、取り入れてみたら正直全く苦じゃないです。

エコカップはStojoのものを愛用。
お気に入りポイントはとにかく可愛いところです(笑)
何かを始める時に「可愛いと思えるかどうか」「ワクワクすることができるか」って本当に重要なことだと思います。
無理して始めることって何事も本当に続かないですよね。
Stojoのエコカップはとにかく可愛いから、持ち歩いてるだけで心がるんるんしてくるんですよね。

そしてもう一つのお気に入りポイントは折りたためること。
わたしは持ち歩く荷物が重かったり多いのが嫌いなので、Stojoはシリコン製で軽く、使用した後は小さく折りたためるのでとっても使いやすいです。

エコボトルに合わせてマイストローも持ち歩いて。
ストローは嵩張らないし軽いので、持ち歩き始めるのに心理的なハードルは低かったです。
ZOKUのストローは折りたためるのでとても便利!専用の洗浄具もついていました。

■ シリコンバッグとミツロウラップ

サランラップの代用としてシリコンバッグとミツロウラップを愛用しています。 (サランラップって意外と使うしゴミになる,,,!)

ミツロウラップは本当に大活躍!
エコラップってまだまだ日本では普及していないけど、洗って何回も繰り返し使うことができ、普段の生活にも取り入れやすいので、まだ使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい...!

わたしはオーストラリア製のミツロウラップを使用しているのですが、ミツロウラップとは布に蜜蝋(ミツロウ)というミツバチが巣を作るために分泌する蝋を染み込ませたラップのことで、蜜蝋の高い保湿力が食品の"保存力"という意味でも、プラスチックラップより優れているらしいです。
確かにりんごなど変色しやすいフルーツを保存するとき、時間が経っても変色せず新鮮に保存できていると感じました。

エコラップも何よりデザイン製の高い柄のものが多いので、自分がワクワクするような製品を選んで使ってみるのがおすすめです。

シリコンバッグはZiptopのものを。
とにかく密閉性が素晴らしくて液体を入れても漏れないから便利。!
わたしは外出時にフルーツやスナックを持ち歩くことが多いので、外出にとっても重宝しています。
色合いもとっても可愛いですよね。
こんな感じでミツロウラップに包んだフルーツを持ち歩いでいます。

■ エコバッグとネットバッグ

日本でもやっとレジ袋が有料化してエコバッグを持ち歩いている人もかなり増えたはず。 わたしもお気に入りのエコバッグを気分で選んで持ち歩いています。

スーパーに行くときはネットバッグも一緒に!
レジ袋は有料化したけど、野菜を入れるビニール袋はなんで無料なんだろう?と気付かされてから、野菜やフルーツはネットバッグに入れて持ち帰っています。

見た目も絵になるので、スーパー帰りもなんだかるんるんしちゃう...!(笑)
やはり何事も、ときめきながらやるのが長続きのコツだなあと改めて思っています。

■ 意外とエコになるのが早寝早起き

これも「エコのために!」という意識でやっていることではないんですが、太陽光がとても入る窓の広いお家に引っ越しをしたことで、自然と夜型から朝型の生活に変わりました。

それまでは超典型的な夜型で、ひどい時は朝の4~5時近くまで起きていたのが、夜11時くらいには寝て5~6時に起きる生活にシフトしました。
「こんなに朝の時間って気持ちよかったんだ」って当たり前のような気付きがありましたね(笑)
早起きすることで自分の時間を有効に使えるだけじゃなく、結果的に太陽が出ている時間に行動することでエネルギー消費も減らすことができているなと思っています。

最後に


新しいことを始めるとき、なかなか自分ごと化できないと気負ってしまって続かないもの。
エコアクションも、まずは「自分の負担を減らすために」、だったり「気分を上げるために」みたいに自分目的で楽しみを見つけながら始めてみてはいかがでしょうか?

Aww Founder Megumi Ishida / Aww創業者 石田めぐみ

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