Asked Aww People YUKI! Why I Became a Pescatarian

旅先でのある出来事がきっかけで、
ペスカタリアンとしてお肉を食べない生活を選んだという
Aww PeopleのYUKIさん。
今回は、彼女のインスタグラムに寄せられた質問や、
Awwスタッフからの質問をQ&Aという形でインタビュー！
ペスカタリアンとしての食生活やライフスタイルを深堀りします。

気になるその食生活やライフスタイルはいかに・・・？

- Aww Peopleとは？ -

Aww Peopleは、
既存の枠に囚われない新しいライフスタイルを自分で作り上げていく、
そんな価値観を持ったコミュニティ。

人種や性別、国境の境目はなくなり、あらゆるものがボーダーレスに。
新たな地平を目指す冒険だったはずの旅は、特別なものではなくなりました。

「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」
そんな旅をはじめとした移動が柔軟になったこの時代。

仕事にも人生にも境界線を作らず
どこまでも挑戦している人たちが集結し、
自分らしいユニークなライフスタイルを表現していきます。

YUKI （@001y_k_）

出身：東京
職業：アパレルブランドクリエイティブディレクター兼インフルエンサー
趣味：旅

Q1 最近、食生活をヴィーガンにシフトする人が増えていますが、ベジタリアンやヴィーガンとペスカタリアンの違いはなんでしょうか？ペスカタリアンを選んだ理由はありますか？

「ヴィーガン」は、卵や乳製品を含め動物由来の食べ物を一切摂取しない食生活のことです。
「ベジタリアン」は、卵や乳製品は食べるけど、お肉やお魚を食べない食生活のこと。
「ペスカタリアン」は、お魚は食べるけどお肉を食べない食生活を送ること、と把握しています。

「ベジタリアンやヴィーガンではなくペスカタリアンを選んだ」というよりは、お肉を食べることをやめようと思ったきっかけがあり、それ以降食べなくなったという感覚です。
一般的に分類すると、お肉を食べない食生活の名称は「ペスカタリアン」であり、今の自分の食生活はこのジャンルに入ると考えています。

色々なジャンルの食生活がある中、「これが自分の生活に取り入れられそうだ！」とか「健康にはこれが良さそうだ！」という理由で選んだ訳ではないですね。

Aww Point

ペスカタリアンとは、魚介類全般、卵、乳製品は摂取するけど牛や豚、鶏などの肉類は食べない食生活のこと。ヴィーガンではなくペスカタリアンを選ぶ理由は人それぞれですが、「ヴィーガンは制限が厳しくて難しい」「魚には痛覚が無いと言われているのでOKとする」「お肉は身体に悪かったり、環境負荷が大きい」などの理由があります。

Q2 お肉を食べるのを止めようと思ったきっかけを教えてください。

今からちょうど1年の2020年1月に、旅行でラオスのルアンパバーンを訪問しました。その際に偶然、あるファームの側を通りかかってファームツアーをやっていることを知り、その場で参加を決めました。

スタッフさんが、子豚がいる囲いの中へ案内してくださり、中へ入ると1匹の子豚が足元へ寄ってきて、私の足の上に顔を乗せて寝はじめたんです。
撫でると尻尾をふって喜んでいる姿や、なんの警戒もなく無防備に私の足の上で寝ている姿を見て、今までネット上で観た食肉用になるまでの過程の画像や映像、知りつつも当たり前のようにお肉を食べていた自分、あらゆることがフラッシュバックのように頭の中で流れて、その瞬間に「お肉を食べることをやめよう」と何の迷いもなく決意しました。

その時のいろんな感情が混じり合った気持ちをうまく言葉でまとめるのは難しいですが、「こんな純粋で綺麗な生き物に対して、今まで間接的であっても酷いことをしてきてしまったんだ」という申し訳なさで「ごめんね」って思ったんです。
それと同時に、そういう決断ができてとても穏やかな気持ちになりました。

その出会い以降、今まで美味しいと思って食べていたお肉も、自分の周りで食べている人がいても食べたいとも思わなくなり、本当に一瞬で、お肉を食べ物として見られなくなりました。

Q3 家族や友達と食生活は同じですか？違う場合、一緒に食事をする際はどうしていますか？

私の家族や彼、お友達もお肉を食べている子が多いです。一緒に食事をする場合、やっぱり気を遣わせてしまうことは少なからずありますね。

外食する場合は、いろんなメニューがあるレストランであったり、ベジタリアンのメニューがあるところへ行きます。前までは「ここ行ってみよう！」とその場で決めることも多かったのですが、今は事前にネットでメニューを調べるようになりました。

私の友達は、本当に優しくて・・・私といる時は私の食事に合わせてくれたり、事前に「ここベジタリアンのメニューもありそうだけどどう？」って調べて送ってきてくれたりします。そんな周りの人達のサポートもあるので、食生活が違うっていうことに不便をあまり感じたことはないです。

Q4 お肉が食べたくなることはありませんか？

ラオスでの出来事から「お肉」に対する考え方が根本的に変わったので、全く食べたいと思わなくなりました。

Q5 フォロワーさんからの質問で多かった「やめようと思っているけど、なかなかやめられない。
どうしたらやめられますか？」アドバイスがあれば教えてください。

私はきっかけとなった出来事があって決意が固まりましたが、誰でもきっかけや「やめるぞ！」という強い意思があればやめられるのではないかと思っています。

ただ、個人的には、食生活のポリシーに正解はなく、自分のスタイルを吟味して選ぶことが大切だと思っています。まずは、色んな選択肢があること、考え方を知ることからはじめてみるのがいいのではないでしょうか。

Aww Point

色々な選択肢や考え方を知ること、共感します。 Aww編集部の中にも、「食肉加工の生産工程や環境への影響を掘り下げて調べてみる」ということをはじめ、「地球のために、などたいそれたことは考えすぎず、ダイエットなど自分のメリットの目的ではじめてみる」ことを実践している人もいたり、逆に「お肉を食べる食生活が悪ということではないし、やめられないのであれば無理してやめる必要もない」、「食のポリシーに正解はない」という人も。

大切なのは様々な価値観や選択肢に触れ、枠に囚われず自分にあったスタイルを判断し実践することかなと思います。

Q6 お肉を食べないということは、身体に良いのでしょうか？

こちらもフォロワーさんから多かった質問です。これは賛否両論ありますし、私自身も詳しくないので、良いとも悪いとも言い切れないのですが、私自身にとっては良いことが多いと思っています。

Aww Point

お肉を摂取することによって、ガンや心臓病、糖尿病、肥満などの生活習慣病にかかるリスクを高めるという研究もあり、「お肉を食べない食生活」がどれだけ健康に影響を与えるのかの研究が世界的にも注目されています。

Q7 お肉をやめてから具体的にどんな良いことがありましたか？

お肉を食べなくなったのと同時に、揚げ物、油っぽいものを食べることが少なくなり、以前に比べて体重が減ったり気持ち的にも身体的にも、以前と比べて軽い気がしています。

Aww Point

他にも、お肉の摂取をやめることで地球温暖化対策へ貢献できるというメリットも。国連のレポートによると、畜産（家畜の生産過程で排出されるガス）や輸送セクター（飛行機、車など）から排出される温室効果ガスは、それぞれ全体の約15%、約14%になるそう。

Q8 逆にデメリットはありましたか？

唯一のデメリットが、周りに気を遣わせてしまうことです。

Q9 日本だとなかなかペスカタリアンやヴィーガンのレストランやメニューがなかったり、
周りでもそういった食スタイルの人が少ない印象ですが、過ごしづらいことはありますか？

ホテルやレストランでもお肉抜きで対応してくださるところも多いですし、海外に比べたらまだまだそういう場所は少ないかもしれませんが、あまり不便に感じることはないです。逆に、コンビニで食べられるお弁当類などはかなり減ったり、ファストフードも食べなくなったりしたので、こういう面でも健康には凄くいいなとも感じています。

Q10 海外の方がヴィーガン、ペスカタリアンなど色んな自分のポリシーで食のスタイルを決めたり楽しんだりしている人が多いなと感じますが、海外を旅する中で、食の多様性が進んでいるなと感じたことはありますか？

国にもよりますが、オーストラリアやアメリカを旅行した時は、ベジタリアンやヴィーガン対応しているレストランが本当に多いと感じました。

日本やイタリアはレストランにもよりますが、まだまだ口頭で確認しないとそのお料理にお肉が入っているのかどうか分からなかったり、オーガニック系のスーパーへ行かないと、なかなかベジタリアンやヴィーガン用の食材手に入らないと感じることは多々あります。

Q11 お肉を食べない代わりにサプリなどはとっていますか？食べない分の栄養素はどうしていますか？

こちらもフォロワーさんからいただいた質問。私はサプリから栄養素を取るよりは、実際に食べ物から取りたいと思っていますが、海外が長かったり、外食が続いてしまうこともあるのでマルチビタミンのサプリだけ飲んでいます。

他にもお肉を食べない分、タンパク質はソイミートやソイプロテインなど、できるだけタンパク質が多く含まれている製品を手にとっています。

Q12 ペスカタリアンでもお食事が楽しめる都内の場所、スーパーやオススメの食品はありますか？

お肉なしでも実際、食事に困ることはほとんどなく、普通にとても美味しいご飯も食べられます！日本だと出汁類も魚介やお野菜由来のものを使っているお店も多いです。

都内のおすすめカフェ

CITYSHOP https://cityshop.tokyo/
グルメサラダとデリを提供するサラダカフェ
東京都港区南青山5-4-41 1F

FBROWN RICE by Neal’s Yard Remedies https://www.nealsyard.co.jp/brownrice/
旬の有機食材を使用した一汁三菜の定食や野菜のカレーなどが味わえるヴィーガンレストラン
東京都渋谷区神宮前6丁目1-8

REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA https://www.threecosmetics.com/shop/revive-kitchen/aoyama/
ヴィーガン・グルテンフリー対応、体に優しい食事を提供するカフェ
東京都港区北青山3丁目12-13

定食が食べたくなった時に行くお気に入りの和食屋さん

ごはんや一芯代官山 http://www.foodgate.net/
代官山でリーズナブルに美味しい和食が食べたい時に
東京都渋谷区猿楽町30-3 ツインビル代官山A棟 B1F

おひつ膳田んぼ http://tanbo.co.jp/
安全で美味しいお米を提供する和食屋さん
代々木、表参道、西新宿

オススメの食品

オーサワのベジラーメン
植物性の材料のみでできたヴィーガンもOKのラーメン。

Aww Point

どれも美味しそうなお店！新しい生活様式にシフトしていく中、周りでも前よりも健康に気を使う人が増えた印象。まずは「平日だけお肉をやめてみて体の変化を楽しんでみる」「外食はなるべくヘルシーなものを選んでみる」など、楽しみながら自分の好きな食スタイルを見つけていきたい！

Q13 おうちではどんなものを食べていますか？オススメのレシピがあれば教えてください！

フルーツたっぷり♡スムージー

＜材料＞
りんご・パイナップル・ドラゴンフルーツ・ブルーベリー・ココナッツウォーター

他にもフルーツとグラノーラボウルが最近お気に入りです。

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#whatsinmysuitcase YUKI

Awwサステナビリティ

わたしが旅する理由 YUKI

旅先でのある出来事がきっかけで、ペスカタリアンとしてお肉を食べない生活を選んだというAww PeopleのYUKIさん。
今回は、彼女のインスタグラムに寄せられた質問や、Awwスタッフからの質問をQ&Aという形でインタビュー！
ペスカタリアンとしての食生活やライフスタイルを深堀りします。

気になるその食生活やライフスタイルはいかに・・・？

Aww Peopleとは？-

Aww Girl（アウ・ガール）は、
既存の枠に囚われない新しいライフスタイルを自分で作り上げていく、そんな価値観を持ったコミュニティ。

人種や性別、国境の境目はなくなり、あらゆるものがボーダーレスに。新たな地平を目指す冒険だったはずの旅は、特別なものではなくなりました。

「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」そんな旅をはじめとした移動が柔軟になったこの時代。

仕事にも人生にも境界線を作らずどこまでも挑戦している人たちが集結し、自分らしいユニークなライフスタイルを表現していきます。

YUKI さん @001y_k_

出身：東京
職業：ブランドクリエイティブディレクター
兼インフルエンサー
趣味：旅

Q1 最近、食生活をヴィーガンにシフトする人が増えていますが、
ベジタリアンやヴィーガンとペスカタリアンの違いはなんでしょうか？ペスカタリアンを選んだ理由はありますか？

「ヴィーガン」は、卵や乳製品を含め動物由来の食べ物を一切摂取しない食生活のことです。
「ベジタリアン」は、卵や乳製品は食べるけど、お肉やお魚を食べない食生活のこと。
「ペスカタリアン」は、お魚は食べるけどお肉を食べない食生活を送ること、と把握しています。

「ベジタリアンやヴィーガンではなくペスカタリアンを選んだ」というよりは、お肉を食べることをやめようと思ったきっかけがあり、それ以降食べなくなったという感覚です。一般的に分類すると、お肉を食べない食生活の名称は「ペスカタリアン」であり、今の自分の食生活はこのジャンルに入ると考えています。

Aww point -

ペスカタリアンとは、魚介類全般、卵、乳製品は摂取するけど牛や豚、鶏などの肉類は食べない食生活のこと。
ヴィーガンではなくペスカタリアンを選ぶ理由は人それぞれですが、「ヴィーガンは制限が厳しくて難しい」「魚には痛覚が無いと言われているのでOKとする」「お肉は身体に悪かったり、環境負荷が大きい」などの理由があります。

Q2 お肉を食べるのを止めようと思ったきっかけを教えてください。

お肉を食べるのを止めようと思ったのは、そのツアーで1匹の子豚に出会ったのがきっかけです。

その時のいろんな感情が混じり合った気持ちをうまく言葉でまとめるのは難しいですが、「こんな純粋で綺麗な生き物に対して、今まで間接的であっても酷いことをしてきてしまったんだ」という申し訳なさで「ごめんね」って思ったんです。それと同時に、そういう決断ができてとても穏やかな気持ちになりました。