【WHY WE TRAVEL #findyouraww】YUKI

世界中の人々といつでも繋がれるこの時代
「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」
既存の枠に囚われず新しいライフスタイルを自分で作り上げていく。

この連載は そんな輝く「わたしたち」にフォーカスし
インタビューを通して見えてくる 人となり、ライフスタイル、旅への思い
そして わたしたちが旅する理由をひも解きます。

ワクワクする非日常への一歩を踏み出せるようになりたい
「わたし」へ向けて。

わたしが旅する理由

第5回目となる本連載では、
インスタグラムのフォロワーが18万人という
カリスマインフルエンサー兼アパレルブランドの
クリエイティブディレクターとして活躍するYukiさんの旅する理由を紐解きます。

TRAVELER:YUKI

職業: アパレルブランドクリエイティブディレクター兼インフルエンサー

住居: 東京都

趣味:

好きな国: ラオス、イタリア、アメリカ、フランス、タイ

好きな食べ物: フルーツ

座右の銘: You only live once

Aww Girlとは?

Aww Girl(アウ・ガール)は、既存の枠に囚われない新しいライフスタイルを自分で作り上げていく、
そんな価値観を持った女性のコミュニティ。

人種や性別、国境の境目はなくなり、 あらゆるものがボーダーレスに。
新たな地平を目指す冒険だったはずの旅は、特別なものではなくなりました。

「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」
そんな旅をはじめとした移動が柔軟になったこの時代。

仕事にも人生にも境界線を作らずどこまでも挑戦している女性たちが集結し、
自分らしいユニークなライフスタイルを表現していきます。

Q1 初めて旅をしたのはいつですか?

生まれてすぐの頃から親と一緒に旅行をしていたので初めての旅は覚えていないのですが、小さい頃は毎年ハワイに連れて行ってもらっていました。

Q2 小さい頃から海外にも旅行されていたんですね!
その時と比べて今の「旅行」に対しての感じ方は変わったりしましたか?

幼い頃は旅行と言えば「親についていく、連れられて行くもの」でしたが、中学3年生の時に海外ドラマの「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」にハマったことをきっかけに、自分自身も海外に興味を持ち始めました。そこから高校は国際コースに進み、サンフランシスコにホームステイしたり実際に自分の意思で海外に行くようになりました。

最近は旅行会社を使わず、航空券からホテルまで自分で全て手配することが多いです。自分の中では「旅行」というよりは、新しいことを探しにいく「旅」という感覚です。

Q3 さすが旅慣れしていますね!YUKIさんはどういう時に旅に出たくなりますか?

同じ場所に長くいるのが好きではないので(笑)
不意に「あ!どこかに行きたいな」と思い立った時に決めることが多いです。旅先も、疲れている時は自然があるところ、ヨーロッパのカフェでお茶したくなったらヨーロッパ、というように、その時の気分で決めて行きます。
パリなどお気に入りの場所を拠点にしつつ、今までに行ったことがないところを訪れ新しい発見を求めに行くスタイルが多いです。

Megumi’s Comment

「同じ場所に長くいるのが好きではない」と語るYUKIさんは、 まさに旅人な感じがしますね!
自分の心に素直に、 思い立ったら即行動するフットワークの軽さが、YUKIさんらしさを表わしているなと思いました。
お気に入りの場所を大切にしつつも 新しい発見を求めて旅するスタイルは旅好きの人は みんな共感できるのではないでしょうか。

Q4 旅で思い出に残っているエピソードはありますか?

ロサンゼルスに留学中お休みの日に、デスバレー国立公園に行った時ですね。 デスバレーは全米の国立公園の中でも最も広いと言われているのですが、日本にいた時にはもちろん見たこともない、想像したこともないほど広大で何もない絶景が広がっていました。
今までそんなオープンな空間に行ったことがなくて、「世界って本当に広いんだ」と衝撃を受けました。
そこから、「もっともっと世界を知ってみたい、旅をしてみたい」と思うようになりましたね。

あとは、1年半前に行ったタイの旅行では環境に対しての意識が変わりました。
港街で海にすごい数のゴミが浮かんでいるのを目の当たりにした時、なんだか他人事に思えなくて...そこからは環境問題についても自分ごと化して考えることが多くなりました。
それからは、ストローやビニール袋をできるだけ使わないなど、生活の中でできることからマイペースに心がけています。 

Q5 ロサンゼルスに留学に行った理由を教えてください!

ハンナ・モンタナの影響でアメリカに憧れていたこともあり、高校の時にサンフランシスコにホームステイを2回、2週間ほど滞在したのですが、英語も日本で勉強するより現地にいる時の方が伸びたので海外にもう少し長く行って勉強したいという気持ちがありました。

あとは、とにかく日本から抜け出したかったというのもあります。
高校に行って、大学に行って、そのあとみんなと同じように働く。
そんな目に見えない決められた流れに沿って生きていくような感覚が嫌で、なんとなくその流れに乗って生きていくだけだと、そこでもう自分の人生が終わってしまう感じがしたんです。
かと言って卒業して特にやりたい仕事がある訳でもなかったので、昔から憧れていた留学に挑戦することにしました。
実際にロサンゼルスに留学してみたら、もっともっと旅をしたい、世界を見てみたいと思うようになりましたね。

Megumi’s Comment

早くから「枠に囚われない生き方をしたい」と考えていたそう。
とはいえ、実際にそれを実行に移すことは、周りの人たちとは違う道を進むということ。
かなり勇気がいることだったと想像します。

Q6 留学を通してどのように価値観が変わりましたか?印象的だったことがあれば教えてください。

視野が広がって、今までの日本での環境から解放されたというか・・・表現の自由や、色々な自由を知ったことで、全てガチガチになる必要はないんだな、といい意味で肩の力が抜けました。

留学先では語学学校に通ったので、色々な国の人がいました。
海外の人たちは自由ですが自分の意見を言ったりしっかり自己表現していたことが印象的でした。わたしも彼らを見て、もっと自分に素直に行動していいんだ、伝えていいんだ、と気づかされました。
日本にいる時はそもそも自分の意見を言う必要性すら感じたことがなかったので。
この気付きは、SNSでの自己表現をする時にも、「自分のスタンスをしっかり持って発信していく」と言う今の考え方に繋がっていると思います。

Megumi’s Comment

アメリカで自己表現について学び、自分のスタンスをしっかり持っていこうと決めた経験が、今のお仕事や生き方にも活かされているんですね。
自分の考えやポリシーをしっかり持って発信されている姿勢がSNSからも伝わってきます。

Q7 もう一度行きたいところはありますか?

ラオスです。
以前ラオスに旅行した際にファームを訪問したのですが、その時は4泊5日と短かったので次は長期滞在したいですね。元々、いつかは都会で暮らすよりも自然の中で暮らしてみたいと思っていたので、1ヶ月ほど滞在してファームでボランティアをしながら生活するということもやってみたいと思っています。そのファームは海外の方が運営しているので、英語を学んだり海外の方とのコミュニケーションも積極的にとってみたいと思っています。

Q8 短期滞在だけではなく暮らしながら旅するスタイルも好きというYUKIさん。理想の旅はありますか?

シティでおしゃれしてカフェ巡りやブラブラ散策するのも好きですし、自然に囲まれたビーチ沿いにあるラグジュアリーな宿に泊まってのんびり過ごすことも好きです。
シティに関しては、歩いててフラッと入りたくなるようなカフェが多いので、イタリアの雰囲気よりはパリの方が好きですね。
旅をする時は彼と一緒に行くことが多いので一緒に相談して決めます。彼はビーチの方が好きですが(笑)

Q9 旅の必需品やパッキングへのこだわりはありますか?

わたしにとって「旅とファッション」は切っても切り離せないものなので、行く場所や旅の予定に合わせてコーディネートを考えて服をたくさん持っていくことが多いです。
結局行ってみたら着なかったということが多いですが(笑)

この間沖縄に4泊したのですが、大きいサイズのスーツケースがパンパンになるくらい荷物を詰め込んでしまいました(笑)旅の必需品は、スキンケア、スニーカー、あとはホテルについているバスローブでは寝られないのでパジャマは必ず持って行きます。ボディケアやヘアケア用品は現地で調達することが多いです。

Megumi’s Comment

旅先でのコーディネートを考えるのってワクワクしますよね!
アパレルブランドのクリエイティブディレクターとしても活躍する
YUKIさんらしさが、ファッションを楽しむ旅のスタイルにもあらわれています。

Q10 コロナ禍で旅行にいけない時期が続いていましたが、その時は何をされていましたか?

元々コロナ前は、月の半分以上は海外で過ごす生活をしていました。なので自粛期間中の初めの頃は、日本でおうちにずっといること自体が珍しすぎて、何をしたらいいかわからなくて困ってしまいました。
それでも部屋の中を心地いい空間にしてみようと、アロマオイルやキャンドル、お花を買ってみたり、自分なりに楽しむ方法を見つけて過ごしていました。

Q11 おうちを心地いい空間にするって大事ですよね。
コロナ前と後では旅に対しての価値観が変わったりしましたか?

コロナ前は、今思うと、旅をすることが多くあったからか、いつの間にか(SNSに)「載せるために旅をこなす」ようになってしまっていたところがありましたが、コロナ後は「載せるためだけではなく、純粋に目の前にある旅を楽しむ!」「いいものがあったらシェアする」というスタンスでピュアに旅を楽しむようになりましたね。

さらにコロナ前は旅行と言えば海外に行くのが当たり前でしたが、コロナになってからはあまり旅行したことがなかった国内にも興味が出てきました。
最近だと、熊本県の南阿蘇に、スタイルブックの売上の一部を寄付させていただいている、再生飼育をしているファームがあるのでボランティアをしに行ってみたいと思っています。
その地域は車があった方が便利と聞いていたので、せっかくなのでこの期間に現地で運転できるように免許も取得しました。

Megumi’s Comment

コロナで旅が難しくなったことで、純粋に旅を楽しむことを再確認されたYukiさんのように、目の前にあることへの向き合い方を見直した方も多いのでは?現地で必要な運転免許を取得したりと、どんなことがあってもバイタリティ溢れるポジティブな考え方にも憧れます。

Q12 世界各地への留学や旅行を通してYUKIさん自身の価値観が変わったと思いますが、 人生観はどのように変わりましたか?

人生観は本当に色々と変わりましたね。
特にラオスでは貴重な経験ができました。元々はベトナムに行くだけの予定でしたが妹が行ってみたいと言ってくれたおかげで急遽ラオスに行くことになり、そこのファームで出会った子豚がきっかけでお肉を食べないペスカタリアンになることを決めました。
詳しくはスタイルブックにも書いてありますが、今までどこかで「食べ物」と認識してしまっていた子豚が、尻尾を振って喜んでいる姿を見て、自分の中で「もう食べるのはやめよう」と思ったんです。

何よりも、旅をして色々な文化を知るうちに、自分でも驚くくらいオープンマインドになりました。
いろんな文化を知って、それぞれの良い部分を引っ張ってきて自分の一部にして行けたらいいなと思っています。

例えば、「今」というこの瞬間を大切にすること。
決して悪いことではないですが、日本では先のこと先のことを考えて目の前のことを見失いがちですが、イタリアではみんな「今」を大切に生きている。
30歳でアルバイトをしていても、どんなライフスタイルでも毎日とても楽しそうに過ごしているのが印象的でした。
それを見てわたしも「今」というその時を大事にしたいという思いから、後悔しないように何事も挑戦したい!という気持ちが強くなりましたね。

Megumi’s Comment

それぞれの国のいい部分を取り入れて、自分の人生に活かす。
まさにいろんな文化や考え方を知ることができる旅の醍醐味ですね!
私自身もその大切さに気づくと共に、また旅がしたい気持ちになりました!

Q13 旅は仕事観にも影響がありましたか?

そうですね。仕事について改めて考えるようになったのは、オーストラリアでのワーホリがきっかけでした。
現地のカフェでアルバイトをしたのですが、アルバイトをするのが学生ぶりだったこともあり、お金を稼ぐありがたみを改めて感じました。それと同時に、「決められた時間に行って働く」という枠にはめられた働き方が自分には合わないということに気付き、どこにいても働ける仕事の方が自分には合っていると感じました。

仕事のために生きるというよりは、自分の気持ちを大事に「自分」というものを確立した上で、理想とするライフスタイルに合わせて仕事をしたいと考えています。
今のアパレルのお仕事はオーストラリアにいる時にお声がけいただき、リモートでもOKということでせっかくのチャンスなのでやってみよう!と前向きに挑戦することができました。
旅することがこのお仕事のインスピレーションに繋がっている部分もあり、自分が思っていることを形にできるお仕事の楽しさにも気づきました。
企業様とのお仕事なので彼らがやりたいことと、自分がやりたいことのバランスをとるのも難しいと感じることもありますが、そういった部分も含めてやりがいを感じています。

Megumi’s Comment

海外で働いてみて理想の働き方に気付いたというYUKIさん。
それが今の仕事のスタンスの軸となり活かされていること、素晴らしいです!自分に合うか合わないかも、やってみないとわからないことが多いので、まずは行動してみることが大切だなと改めて思いました。

Q14 まさにAwwも理想とする働き方ですね!理想のライフスタイルはありますか?

世界を飛び回りつつ、落ち着ける場所もあるのが理想的です。旅先では外食が多くなるので、落ち着ける場所では、できるだけ自給自足の生活でデトックスしたいと考えています。理想は、ハワイの田舎の方など海や緑がたくさんあるところに住んでみたいです。

Q15 これから行ってみたいところ、挑戦してみたいところはありますか?

アフリカや南米に行ってみたいです。今まで行ったことがあるところとは全く違う世界へ。アフリカではナミビアやケニアなど、大自然に触れたいと思っています。
挑戦してみたいことはスカイダイビングのライセンス取得です。
ドバイに行った時に初めて体験したのですが、一人で飛べたらもっと気持ちよさそうだなと思ったので。

Q16 最後に、YUKIさんにとって旅とはなんですか?

私の人生に必要不可欠なものです!

Megumi’s Comment

心の感じるままに迷わず素直に行動することができるYUKIさん。
新しいことや知らないことを追求する知的好奇心が溢れていて素敵。
これからのご活躍にも期待したいです!

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Our Story

【わたしが旅する理由 #findyouraww】MAHA

【わたしが旅する理由 #findyouraww】AOI

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「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」
既存の枠に囚われず
新しいライフスタイルを自分で作り上げていく。

この連載は そんな輝く「わたしたち」にフォーカスし
インタビューを通して見えてくる
人となり、ライフスタイル、旅への思い
そして わたしたちが旅する理由をひも解きます。

ワクワクする非日常への一歩を踏み出せるようになりたい
「わたし」へ向けて。

私が旅する理由


第5回目となる本連載では、
インスタグラムのフォロワーが18万人という
カリスマインフルエンサー兼アパレルブランドの
クリエイティブディレクターとして活躍する
Yukiさんの旅する理由を紐解きます。


TRAVELER:YUKI

職業: アパレルブランドクリエイティブディレクター兼インフルエンサー

住居: 東京都

趣味:

好きな国: ラオス、イタリア、アメリカ、フランス、タイ

好きな食べ物: フルーツ

座右の銘: You only live once

Aww Girlとは?

Aww Girl(アウ・ガール)は、既存の枠に囚われない新しいライフスタイルを自分で作り上げていく、そんな価値観を持った女性のコミュニティ。

人種や性別、国境の境目はなくなり、 あらゆるものがボーダーレスに。
新たな地平を目指す冒険だったはずの旅は、特別なものではなくなりました。

「好きなときに好きな場所で好きな人と過ごす」
そんな旅をはじめとした移動が柔軟になったこの時代。

仕事にも人生にも境界線を作らずどこまでも挑戦している女性たちが集結し、自分らしいユニークなライフスタイルを表現していきます。

Q1 初めて旅をしたのはいつですか?

生まれてすぐの頃から親と一緒に旅行をしていたので初めての旅は覚えていないのですが、小さい頃は毎年ハワイに連れて行ってもらっていました。

Q2 小さい頃から海外にも旅行されていたんですね!その時と比べて今の「旅行」に対しての感じ方は変わったりしましたか?

幼い頃は旅行と言えば「親についていく、連れられて行くもの」でしたが、中学3年生の時に海外ドラマの「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」にハマったことをきっかけに、自分自身も海外に興味を持ち始めました。
そこから高校は国際コースに進み、サンフランシスコにホームステイしたり実際に自分の意思で海外に行くようになりました。

最近は旅行会社を使わず、航空券からホテルまで自分で全て手配することが多いです。
自分の中では「旅行」というよりは、新しいことを探しにいく「旅」という感覚です。

Q3 さすが旅慣れしていますね!YUKIさんはどういう時に旅に出たくなりますか?

同じ場所に長くいるのが好きではないので(笑)
不意に「あ!どこかに行きたいな」と思い立った時に決めることが多いです。
旅先も、疲れている時は自然があるところ、ヨーロッパのカフェでお茶したくなったらヨーロッパ、というように、その時の気分で決めて行きます。
パリなどお気に入りの場所を拠点にしつつ、今までに行ったことがないところを訪れ新しい発見を求めに行くスタイルが多いです。

Megumi’s Comment

「同じ場所に長くいるのが好きではない」と語るYUKIさんは、 まさに旅人な感じがしますね!
自分の心に素直に、 思い立ったら即行動するフットワークの軽さが、YUKIさんらしさを表わしているなと思いました。
お気に入りの場所を大切にしつつも新しい発見を求めて旅するスタイルは、旅好きの人は みんな共感できるのではないでしょうか。

Q4 旅で思い出に残っているエピソードはありますか?

ロサンゼルスに留学中お休みの日に、デスバレー国立公園に行った時ですね。 デスバレーは全米の国立公園の中でも最も広いと言われているのですが、日本にいた時にはもちろん見たこともない、想像したこともないほど広大で何もない絶景が広がっていました。
今までそんなオープンな空間に行ったことがなくて、「世界って本当に広いんだ」と衝撃を受けました。
そこから、「もっともっと世界を知ってみたい、旅をしてみたい」と思うようになりましたね。

あとは、1年半前に行ったタイの旅行では環境に対しての意識が変わりました。
港街で海にすごい数のゴミが浮かんでいるのを目の当たりにした時、なんだか他人事に思えなくて...
そこからは環境問題についても自分ごと化して考えることが多くなりました。
それからは、ストローやビニール袋をできるだけ使わないなど、生活の中でできることからマイペースに心がけています。

Q5 ロサンゼルスに留学に行った理由を教えてください!

ハンナ・モンタナの影響でアメリカに憧れていたこともあり、高校の時にサンフランシスコにホームステイを2回、2週間ほど滞在したのですが、英語も日本で勉強するより現地にいる時の方が伸びたので海外にもう少し長く行って勉強したいという気持ちがありました。

あとは、とにかく日本から抜け出したかったというのもあります。
高校に行って、大学に行って、そのあとみんなと同じように働く。
そんな目に見えない決められた流れに沿って生きていくような感覚が嫌で、なんとなくその流れに乗って生きていくだけだと、そこでもう自分の人生が終わってしまう感じがしたんです。
かと言って卒業して特にやりたい仕事がある訳でもなかったので、昔から憧れていた留学に挑戦することにしました。
実際にロサンゼルスに留学してみたら、もっともっと旅をしたい、世界を見てみたいと思うようになりましたね。

Megumi’s Comment

早くから「枠に囚われない生き方をしたい」と考えていたそう。
とはいえ、実際にそれを実行に移すことは周りと違う道を進むということ。
かなり勇気がいることだったと想像します。

Q6 留学を通してどのように価値観が変わりましたか?印象的だったことがあれば教えてください。

視野が広がって、今までの日本での環境から解放されたというか・・・表現の自由や、色々な自由を知ったことで、全てガチガチになる必要はないんだな、といい意味で肩の力が抜けました。

留学先では語学学校に通ったので、色々な国の人がいました。
海外の人たちは自由ですが自分の意見を言ったりしっかり自己表現していたことが印象的でした。
わたしも彼らを見て、もっと自分に素直に行動していいんだ、伝えていいんだ、と気付かされました。
日本にいる時はそもそも自分の意見を言う必要性すら感じたことがなかったので。この気づきは、SNSでの自己表現をする時にも、「自分のスタンスをしっかり持って発信していく」と言う今の考え方に繋がっていると思います。

Megumi’s Comment

アメリカで自己表現について学び、
自分のスタンスをしっかり持っていこうと決めた経験が今のお仕事や生き方にも活かされているんですね。
自分の考えやポリシーをしっかり持って発信する姿勢がSNSからも伝わってきます。

Q7 もう一度行きたいところはありますか?

ラオスです。
以前ラオスに旅行した際にファームを訪問したのですが、その時は4泊5日と短かったので次は長期滞在したいですね。
元々、いつかは都会で暮らすよりも自然の中で暮らしてみたいと思っていたので、1ヶ月ほど滞在してファームでボランティアをしながら生活するということもやってみたいと思っています。
そのファームは海外の方が運営しているので、英語を学んだり海外の方とのコミュニケーションも積極的にとってみたいと思っています。

Q8 短期滞在だけではなく暮らしながら旅するスタイルも好きというYUKIさん。理想の旅はありますか?

シティでおしゃれしてカフェ巡りやブラブラ散策するのも好きですし、自然に囲まれたビーチ沿いにあるラグジュアリーな宿に泊まってのんびり過ごすことも好きです。
シティに関しては、歩いててフラッと入りたくなるようなカフェが多いので、イタリアの雰囲気よりはパリの方が好きですね。
旅をする時は彼と一緒に行くことが多いので一緒に相談して決めます。彼はビーチの方が好きですが(笑)

Q9 旅の必需品やパッキングへのこだわりはありますか?

わたしにとって「旅とファッション」は切っても切り離せないものなので、行く場所や旅の予定に合わせてコーディネートを考えて服をたくさん持っていくことが多いです。
結局行ってみたら着なかったということが多いですが(笑)

この間沖縄に4泊したのですが、大きいサイズのスーツケースがパンパンになるくらい荷物を詰め込んでしまいました(笑)
旅の必需品は、スキンケア、スニーカー、あとはホテルについているバスローブでは寝られないのでパジャマは必ず持って行きます。ボディケアやヘアケア用品は現地で調達することが多いです。

Megumi’s Comment

旅先でのコーディネートを考えるのってワクワクしますよね!アパレルブランドのクリエイティブディレクターとしても活躍するYUKIさんらしさが、ファッションを楽しむ旅のスタイルにもあらわれていますね。

Q10 コロナ禍で旅行にいけない時期が続いていましたが、その時は何をされていましたか?

元々コロナ前は、月の半分以上は海外で過ごす生活をしていました。なので自粛期間中の初めの頃は、日本でおうちにずっといること自体が珍しすぎて、何をしたらいいかわからなくて困ってしまいました。
それでも部屋の中を心地いい空間にしてみようと、アロマオイルやキャンドル、お花を買ってみたり、自分なりに楽しむ方法を見つけて過ごしていました。

Q11 おうちを心地いい空間にするって大事ですよね。コロナ前と後では旅に対しての価値観が変わったりしましたか?

コロナ前は、今思うと、旅をすることが多くあったからか、いつの間にか(SNSに)「載せるために旅をこなす」ようになってしまっていたところがありましたが、コロナ後は「載せるためだけではなく、純粋に目の前にある旅を楽しむ!」「いいものがあったらシェアする」というスタンスでピュアに旅を楽しむようになりましたね。

さらにコロナ前は旅行と言えば海外に行くのが当たり前でしたが、コロナになってからはあまり旅行したことがなかった国内にも興味が出てきました。
最近だと、熊本県の南阿蘇に、スタイルブックの売上の一部を寄付させていただいている、再生飼育をしているファームがあるのでボランティアをしに行ってみたいと思っています。
その地域は車があった方が便利と聞いていたので、せっかくなのでこの期間に現地で運転できるように免許も取得しました。

Megumi’s Comment

コロナで旅が難しくなったことで、純粋に旅を楽しむことを再確認されたYukiさんのように、目の前にあることへの向き合い方を見直した方も多いのでは?
現地で必要な運転免許を取得したりと、どんなことがあってもバイタリティ溢れるポジティブな考え方にも憧れます。

Q12 世界各地への留学や旅行を通してYUKIさん自身の価値観が変わったと思いますが、 人生観はどのように変わりましたか?

人生観は本当に色々と変わりましたね。
特にラオスでは貴重な経験ができました。元々はベトナムに行くだけの予定でしたが妹が行ってみたいと言ってくれたおかげで急遽ラオスに行くことになり、そこのファームで出会った子豚がきっかけでお肉を食べないペスカタリアンになることを決めました。
詳しくはスタイルブックにも書いてありますが、今までどこかで「食べ物」と認識してしまっていた子豚が、尻尾を振って喜んでいる姿を見て、自分の中で「もう食べるのはやめよう」と思ったんです。

何よりも、旅をして色々な文化を知るうちに、自分でも驚くくらいオープンマインドになりました。
いろんな文化を知って、それぞれの良い部分を引っ張ってきて自分の一部にして行けたらいいなと思っています。

例えば、「今」というこの瞬間を大切にすること。
決して悪いことではないですが、日本では先のこと先のことを考えて目の前のことを見失いがちですが、イタリアではみんな「今」を大切に生きている。
30歳でアルバイトをしていても、どんなライフスタイルでも毎日とても楽しそうに過ごしているのが印象的でした。
それを見てわたしも「今」というその時を大事にしたいという思いから、後悔しないように何事も挑戦したい!という気持ちが強くなりましたね。

Megumi’s Comment

それぞれの国のいい部分を取り入れて、自分の人生に活かす。
まさにいろんな文化や考え方を知ることができる旅の醍醐味ですね!
私自身もその大切さに気づくと共に、また旅がしたい気持ちになりました!

Q13 旅は仕事観にも影響がありましたか?

そうですね。
仕事について改めて考えるようになったのは、オーストラリアでのワーホリがきっかけでした。
現地のカフェでアルバイトをしたのですが、アルバイトをするのが学生ぶりだったこともあり、お金を稼ぐ大変さを改めて感じました。
それと同時に、「決められた時間に行って働く」という枠にはめられた働き方が自分には合わないということに気付き、どこにいても働ける仕事の方が自分には合っていると感じました。

仕事のために生きるというよりは、自分の気持ちを大事に「自分」というものを確立した上で、理想とするライフスタイルに合わせて仕事をしたいと考えています。
今のアパレルのお仕事はオーストラリアにいる時にお声がけいただき、リモートでもOKということでせっかくのチャンスなのでやってみよう!と前向きに挑戦することができました。
旅することがこのお仕事のインスピレーションに繋がっている部分もあり、自分が思っていることを形にできるお仕事の楽しさにも気づきました。
企業様とのお仕事なので彼らがやりたいことと、自分がやりたいことのバランスをとるのも難しいと感じることもありますが、そういった部分も含めてやりがいを感じています。

Megumi’s Comment

海外で働いてみて理想の働き方に気付いたというYUKIさん。
それが今の仕事のスタンスの軸となり活かされていること、素晴らしいです!自分に合うか合わないかも、やってみないとわからないことが多いので、まずは行動してみることが大切だなと改めて思いました。

Q14 まさにAwwも理想とする働き方ですね!理想のライフスタイルはありますか?

世界を飛び回りつつ、落ち着ける場所もあるのが理想的です。
旅先では外食が多くなるので、落ち着ける場所では、できるだけ自給自足の生活でデトックスしたいと考えています。
理想は、ハワイの田舎の方など海や緑がたくさんあるところに住んでみたいです。

Q15 これから行ってみたいところ、挑戦してみたいところはありますか?

アフリカや南米に行ってみたいです。
今まで行ったことがあるところとは全く違う世界へ。アフリカではナミビアやケニアなど、大自然に触れたいと思っています。
挑戦してみたいことはスカイダイビングのライセンス取得です。
ドバイに行った時に初めて体験したのですが、一人で飛べたらもっと気持ちよさそうだなと思ったので。

Q16 最後に、YUKIさんにとって旅とはなんですか?

私の人生に必要不可欠なものです!

Megumi’s Comment

心の感じるままに迷わず素直に行動することができるYUKIさん。
新しいことや知らないことを追求する知的好奇心が溢れていて素敵。
これからのご活躍にも期待したいです!

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