【WE ARE BORDERLESS】SHURI

- 境界線を持たないライフスタイルを選択したわたしたちの生き方 -

人生に境界線はない

時代の移り変わりと共に
新しい働き方が模索され
ライフスタイルの選択肢が増え
多様な価値観が受け入れらようになったいま

既存の枠に囚われない
ひとりひとりが自分らしくいられる
柔軟なライフスタイルが少しずつ注目されている

この連載はそんなライフスタイルを送る方たちにフォーカスし、
インタビューを通して見えてくる新しい価値観、
その出会いとストーリーを解き明かす

SHURI KIMURA  木村 しゅり

お住まいマレーシア・クアラルンプール

職 業経営者

趣 味ジュエリーづくり、旅行

好きな食べ物パスタとお寿司

好きな言葉
全員を喜ばせる作品を作るよりも、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。その作品は届くべき人に届くはず。

- 境界線を持たないライフスタイルを選択したわたしたちの生き方 -

人生に境界線はない

時代の移り変わりと共に
新しい働き方が模索され
ライフスタイルの選択肢が増え
多様な価値観が受け入れらようになったいま

既存の枠に囚われない
ひとりひとりが自分らしくいられる
柔軟なライフスタイルが少しずつ注目されている

この連載はそんなライフスタイルを送る方たちにフォーカスし、
インタビューを通して見えてくる新しい価値観、
その出会いとストーリーを解き明かす

SHURI KIMURA  木村 しゅり

お住まいマレーシア・クアラルンプール

職 業経営者

趣 味ジュエリーづくり、旅行

好きな食べ物パスタとお寿司

好きな言葉
全員を喜ばせる作品を作るよりも、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。その作品は届くべき人に届くはず。

- 境界線を持たないライフスタイルを選択したわたしたちの生き方 -

人生に境界線はない

時代の移り変わりと共に
新しい働き方が模索され
ライフスタイルの選択肢が増え
多様な価値観が受け入れらようになったいま

既存の枠に囚われない
ひとりひとりが自分らしくいられる
柔軟なライフスタイルが少しずつ注目されている

この連載はそんなライフスタイルを送る方たちにフォーカスし、
インタビューを通して見えてくる新しい価値観、
その出会いとストーリーを解き明かす

SHURI KIMURA  木村 しゅり

お住まいマレーシア・クアラルンプール

職 業経営者

趣 味ジュエリーづくり、旅行

好きな食べ物パスタとお寿司

好きな言葉
全員を喜ばせる作品を作るよりも、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。その作品は届くべき人に届くはず。

第6回目は、マレーシア在住のジュエリーデザイナー、Shuriさんにインタビュー。
マレーシア人の母と日本人の父を持ち、旅好きで好奇心旺盛な彼女。
やりたいことが見つからず迷った時期を経て、
ジュエリーデザインという天職を見つけたというShuriさん。
そんな彼女がジュエリーづくりを始めたきっかけ、
理想のライフスタイルとは?

第6回目は、マレーシア在住のジュエリーデザイナー、Shuriさんにインタビュー。
マレーシア人の母と日本人の父を持ち、旅好きで好奇心旺盛な彼女。
やりたいことが見つからず迷った時期を経て、
ジュエリーデザインという天職を見つけたというShuriさん。
そんな彼女がジュエリーづくりを始めたきっかけ、
理想のライフスタイルとは?

第6回目は、マレーシア在住のジュエリーデザイナー、Shuriさんにインタビュー。
マレーシア人の母と日本人の父を持ち、旅好きで好奇心旺盛な彼女。
やりたいことが見つからず迷った時期を経て、
ジュエリーデザインという天職を見つけたというShuriさん。
そんな彼女がジュエリーづくりを始めたきっかけ、
理想のライフスタイルとは?

Q1. 自己紹介をお願いします!

初めまして、マレーシアのクアラルンプール在住のShuriです。

コロナ禍で「kijewels」というジュエリーブランドを立ち上げ、オンラインストアやPOP UPストアを通じて色んな方へジュエリーを届けています。

子供の頃から、学校の勉強よりも常にアートやクリエイティブなことに夢中だったので、自分のクリエイティビティーやセンスを思う存分に活かすことができるこのお仕事は私にとって天職だと感じています!

Q2. 天職とも言える好きな仕事を見つけられたこと、とっても素敵です!ジュエリーブランドを始めたきっかけを教えてください

 大学では建築学科を専攻し、その流れで卒業後は建築事務所で働き始めましたが、オフィスでの仕事がメインであまり仕事にパッションを持って取り組めない自分に気づきました。

仕事を続けつつも本当にやりたい仕事がわからず、プライベートでも彼氏とうまくいってなかったり、キャリア面でも恋愛面でもどこに向かって進めばいいのかわからない状態で... 自分の人生についてとても悩んでいました。

そんな時、気分転換にジュエリー作りを始めたんです。自分の想像力を働かせて、イメージやデザインを思い通りに形にする。その作業が楽しくて時間も忘れてジュエリー作りに没頭していたら、悩みを忘れて自然と笑顔になっている自分に気づきました。

それと同時に、旅行するときは訪れた国のジュエリーを買って身につけるのが楽しみだったことを思い出しました。ジュエリーは、たくさんの思い出やストーリーがつまった自分にとっての宝物だったということに改めて気づいたんです。

それから夢中になって、過去の旅から得たインスピレーションやこれまでの人生で体験した思い出をジュエリーという形で表現していきました。ありがたいことに友達や知り合いからのオーダーも増えて、その瞬間、ジュエリーに自分の人生をかけてみようと思ったんです。

Q3. 自分自身について迷っていた時期は大変だったと思いますが、夢中になれることを見つけられたことはとっても素敵ですね!ジュエリー作りは独学ですか?

母に教えてもらいました。子供の頃から母がジュエリーを作るのを見て育ったので、私もよく一緒に作っていたんです。それ以外にもYouTubeの動画を見て勉強したり、旅行が大好きなので旅の途中で見た景色や自然などの色や形からインスピレーショを得てジュエリーを作ることもあります。

Q4. 親娘でジュエリー作りとは血は争えないですね!旅が好きなShuriさんにとって、旅とはなんですか?

はい、小さい頃から家族と一緒に色んな場所へ旅行していたので自然と旅が好きになりました。旅が好きすぎて、大学を卒業して勉強から解放された当時の私の一番の目標は、たくさん働いて貯金して旅行することでした(笑)

新しい場所を冒険して、新しい文化を学ぶ。

私にとって旅をするということは、謙虚で地に足がついているけど刺激的な体験。自分の視野を広げ、クリエイティビティーを養う絶好のチャンスだと思っています。

Q5. 好奇心旺盛なShuriさんの人柄が伝わってきます。今までの旅の中で忘れられない旅の思い出はありますか?

私の人生で最も思い出に残る旅行のひとつは、日本一周旅行です。

大学を卒業してすぐにテントを買い、バックパックを背負ってヒッチハイクしながら約1ヶ月半かけて日本中を旅しました。

大阪から四国へ渡って最後は東京というざっくりとした計画以外は、細かい予定も決めず、毎日寝る場所もその日に決めるといった旅で、何もかもが初めての体験で毎日が新鮮で、自分の殻を破って飛び出す新しい体験と挑戦の連続でした。

見たい景色、過ごしたい場所を自由に決められる反面、寒かったり寝心地が悪かったりと大変なことも多くて旅の途中何度もめげそうになりましたが、現地の人との出会いに助けられました。

ヒッチハイクで車に乗せられない時は、温かいコーヒーや食べ物、軽食を出してくれたり、励ましの言葉をかけてくれたり地元の方が本当によくしてくれて。改めて日本人の優しさ、日本の良さを発見しましたね。

とても思い出に残っているのが、3月のとある日の出来事。とても寒い日でした。 買い物をしてコンビニを出ると、ホームレス風の気さくな男性がいて声をかけられ、しばらくコンビニの前で一緒にお菓子を食べながら話したんです。たわいもない会話でしたが心が温まりました。話が終わるとその方は近くのベンチで横になって休んでいました。それを見て、急に胸が痛んだことを覚えています。

テント生活をしているとどうしても不便なことも多くて、文句や不満もありました。ですが、私たちが普段どれほど恵まれた環境で過ごしているかに改めて気づけました。日常に起こるすべてのことが特別に見えて。いつも周りにいてくれる方にも改めて感謝しないといけないなと思えました。

この旅をきっかけに、物質的な豊かさを追い求めるよりも経験による豊かさを大切にしたいと強く思うようになりました。20代のすべてを様々な経験をすることに集中する、今のライフスタイルに繋がっているのではないでしょうか。

Q6. 旅がきっかけでShuriさんにとって大切なことに気づけたのですね。そうした旅のインスピレーションはジュエリーのどんな部分に表れていますか?

旅の途中で見た景色や色、形はもちろん、蛇や水などを象徴するデザインに一番表れていると思います。「蛇」は人生のサイクルと自分自身の再生を表し、「水」は落ち着きや、人生の流れの象徴です。スピリチュアルやヒーリング的なメッセージが伝えられるジュエリーを作っていきたいですね。

Q7. コロナ禍で1人でジュエリーブランドを立ち上げる。大変なことも多かったと思いますが、どんなことが特に大変でしたか?

今までで一番大変だったのは、ビジネスのやり方をゼロから独学で学んだことです。何をすべきか指示してくれたり、困ったことが会った時に相談に乗ってくれる上司もいない。特に最初の年は、誰に助けを求めればいいかもわからなくて、右も左もわからず全てが手探り状態でした。

その上ひとりで始めたので、膨大なタスクの量と向き合わなければいけないことのプレッシャー。時間の管理、ウェブサイトの作成、写真の撮影、SNSの運用、梱包と配送、何らかしらのノルマや期限があるわけでもないので、モチベーションをキープすることも大変でした。毎日試行錯誤しながら新しいことを学んでいます。

また、自分が感じている不安や葛藤とうまく向き合うことも大変でした。人に欲しいって思ってもらえるジュエリーを作らないといけない、けれど自分が本当に作りたいものは違っていたりもする。そのバランスをどう取るかには頭を悩ませました。

Q8. その悩み、ものづくりをする身としてとても共感します!Shuriさんはそのバランスをどうとっていますか?

私の好きな言葉に、「クリエイターとして、みんなを喜ばせるためだけにものづくりをするべきではなく、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。そうして作ったものは、導かれるように届く人の元へ届く」とあります。

また、仕事は自分を映し出す鏡でもあると信じています。満足できるジュエリーを作れるように、常に自分のコンディションがベストでいられるように気を配っています。

ジュエリー作りはもちろん仕事ですが、私が情熱を持って取り組める大好きなことでもあるので、気がついたら寝る間も惜しんで夢中で作り続けることもあるんです(笑)

そんな生活を続けていたら早々に燃え尽きて、体調を崩しかねないので健康的な生活を送るよう意識しています。

Q9. 常にいいパフォーマンスが出せるようコンディションを整える、大事ですね。そのために意識して取り組んでいることがあれば教えてください!

まず、運動と食生活を見直して健康的なライフスタイルを送れるように生活を変えることから始めました。毎朝、目が覚めたら瞑想やジャーナリングから1日をスタート。それから週に4回はジムに行って運動をして、ジャンクフードをやめてヘルシーな食事を取るようにしました。

特に瞑想は、自分自身との対話のきっかけや、何が私にとって本当の幸せで、何をすると自分の身体が喜ぶのかという気づきにもなりました。

毎朝起きて、ゆっくり時間をかけて自分と向き合い、凝り固まった思考をほぐして、常に自分はできると言い聞かせる。忙しい日々を送っているとなかなか自分と向き合う時間を取ることは難しいと思いますが、これを続けることによって自分自身が人として本当に変わりました。

悪い習慣を変えて、自分自身が常に明るくて前向きな良い状態でいられるような環境を整えること。今は、自分の心と身体の健康を何よりも優先しています。

Q10. 心と身体のウェルビーイングを意識して過ごすこと、とっても大切ですね。大変なことも多いと思いますが、ジュエリーのお仕事を始めてよかったことを教えてください。

多くの人は1日の大半の時間を仕事をして過ごすと思います。私はラッキーなことに、自分が情熱を持つ好きなことを仕事にできていて、好きな場所で、好きな時に、好きな人と働くことができる。そんな自由があるのはとても満足しています!

Q11. 自分のお仕事にパッションを持って取り組めることはとても素晴らしいです! Shuriさんの理想のライフスタイルは?

世界中どこにいても働けるようなライフスタイルを送りたいです。今では時々バリに行き、地元の職人と一緒にジュエリーを作っています。バリ島は都市と島のライフスタイルのバランスが取れているので大好きな場所。ジュエリー制作というクリエイティビティーを求められる仕事なので、あまりにも長い間都市部や同じ場所にいると、圧倒されてインスピレーションが湧いてこないこともあります。

仕事をしながら場所を変え、常に新しい経験や体験を作品づくりに反映させることができるのが理想的なライフスタイルです。将来的にはクアラルンプールとバリを3ヶ月間感覚で行き来しながら生活できたら理想です!

Q12. 多拠点生活!憧れますよね。バリ島を選んだ理由は?

昔から自然が豊かな場所で暮らすことが夢で、緑や海に囲まれていると自分が一番自分らしくいられて、クリエイティブになれるからです。あとは、バリ島が暮らしやすかったから。素敵なホテルや仕事も捗るカフェがたくさんあって、ヨガ、サーフィン、ジムなどアクティビティも豊富。仕事もプライベートも充実した生活が送れます。

Q13. マレーシア人の母と日本人の父の元に生まれたShuriさん。文化も言語も異なる2つの国で生まれ育ったことは、お仕事やライフスタイルにどのように影響しましたか?

はい、間違いなく私の人生に大きな影響を与えました!文化的、宗教的な面や家族から教えてもらったことなど、両方の国の良いところを取り入れています。そのおかげか、いつも新しい文化や習慣に興味を持って学ぶことが好きですし、好奇心は人一倍ある方だと思います。

私はミニマリズムが大好きなんですが、それは間違いなく日本人としての影響だと思います。「Less is more」日本語に訳すと「少ないことは豊かなこと」だと信じているので、ウェブサイトやパッケージのデザインに関してはシンプルを意識しています

逆にマレーシア人としての部分が強く活かされていると思うのは、トロピカルな雰囲気を感じさせるデザインでしょうか。クリスタルと自然な色でアイランド的な雰囲気を意識しています。

Q14. お仕事以外の時間は何をしていますか?

仕事中は一人で過ごす時間が多いので、週末は友達や家族と時間を過ごしています。自分にとっての挑戦や、学びになることならなんでも興味を持ってやってみるタイプなので、ダンスのクラスに行ったり、ボルダリングに行ったり、アクティブでクリエイティブな時間を過ごすことも大好きです!

Q15. 今後のkijewelsや、Shuriさん個人の目標は?

最終的なゴールは、身につけた人が癒されたり、勇気をもらえたりするようなスピリチュアル/ヒーリング的なメッセージを伝えるジュエリーをつくることです。 ジュエリーを世界中に届けられる仕組みを作って、配送を担当してくれる方を雇って、旅をしながら作品作りをしていきたいです。

好きな場所で、好きな時に、好きな人と、好きなことを自由にできるようになること。それによって友人や家族も幸せにすること。マインドフルで健康で幸せな生活を送りたいと思っています。

Q16. 最後にインタビューを読んでいるみなさんへメッセージをどうぞ!

初めの一歩を踏み出すまではいろんな葛藤があるかもしれないけど、一度踏み出してしまえばあとはそのまま波の流れに乗って進むだけ。

人生ってただ過ごしてるとあっという間に過ぎてしまう。だから、やりたいことは後悔のないようにとことんやってみてください!

Q1. 自己紹介をお願いします!

初めまして、マレーシアのクアラルンプール在住のShuriです。

コロナ禍で「kijewels」というジュエリーブランドを立ち上げ、オンラインストアやPOP UPストアを通じて色んな方へジュエリーを届けています。

子供の頃から、学校の勉強よりも常にアートやクリエイティブなことに夢中だったので、自分のクリエイティビティーやセンスを思う存分に活かすことができるこのお仕事は私にとって天職だと感じています!

Q2. 天職とも言える好きな仕事を見つけられたこと、とっても素敵です!ジュエリーブランドを始めたきっかけを教えてください

 大学では建築学科を専攻し、その流れで卒業後は建築事務所で働き始めましたが、オフィスでの仕事がメインであまり仕事にパッションを持って取り組めない自分に気づきました。

仕事を続けつつも本当にやりたい仕事がわからず、プライベートでも彼氏とうまくいってなかったり、キャリア面でも恋愛面でもどこに向かって進めばいいのかわからない状態で... 自分の人生についてとても悩んでいました。

そんな時、気分転換にジュエリー作りを始めたんです。自分の想像力を働かせて、イメージやデザインを思い通りに形にする。その作業が楽しくて時間も忘れてジュエリー作りに没頭していたら、悩みを忘れて自然と笑顔になっている自分に気づきました。

それと同時に、旅行するときは訪れた国のジュエリーを買って身につけるのが楽しみだったことを思い出しました。ジュエリーは、たくさんの思い出やストーリーがつまった自分にとっての宝物だったということに改めて気づいたんです。

それから夢中になって、過去の旅から得たインスピレーションやこれまでの人生で体験した思い出をジュエリーという形で表現していきました。ありがたいことに友達や知り合いからのオーダーも増えて、その瞬間、ジュエリーに自分の人生をかけてみようと思ったんです。

Q3. 自分自身について迷っていた時期は大変だったと思いますが、夢中になれることを見つけられたことはとっても素敵ですね!ジュエリー作りは独学ですか?

母に教えてもらいました。子供の頃から母がジュエリーを作るのを見て育ったので、私もよく一緒に作っていたんです。それ以外にもYouTubeの動画を見て勉強したり、旅行が大好きなので旅の途中で見た景色や自然などの色や形からインスピレーショを得てジュエリーを作ることもあります。

Q4. 親娘でジュエリー作りとは血は争えないですね!旅が好きなShuriさんにとって、旅とはなんですか?

はい、小さい頃から家族と一緒に色んな場所へ旅行していたので自然と旅が好きになりました。旅が好きすぎて、大学を卒業して勉強から解放された当時の私の一番の目標は、たくさん働いて貯金して旅行することでした(笑)

新しい場所を冒険して、新しい文化を学ぶ。

私にとって旅をするということは、謙虚で地に足がついているけど刺激的な体験。自分の視野を広げ、クリエイティビティーを養う絶好のチャンスだと思っています。

Q5. 好奇心旺盛なShuriさんの人柄が伝わってきます。今までの旅の中で忘れられない旅の思い出はありますか?

私の人生で最も思い出に残る旅行のひとつは、日本一周旅行です。

大学を卒業してすぐにテントを買い、バックパックを背負ってヒッチハイクしながら約1ヶ月半かけて日本中を旅しました。

大阪から四国へ渡って最後は東京というざっくりとした計画以外は、細かい予定も決めず、毎日寝る場所もその日に決めるといった旅で、何もかもが初めての体験で毎日が新鮮で、自分の殻を破って飛び出す新しい体験と挑戦の連続でした。

見たい景色、過ごしたい場所を自由に決められる反面、寒かったり寝心地が悪かったりと大変なことも多くて旅の途中何度もめげそうになりましたが、現地の人との出会いに助けられました。

ヒッチハイクで車に乗せられない時は、温かいコーヒーや食べ物、軽食を出してくれたり、励ましの言葉をかけてくれたり地元の方が本当によくしてくれて。改めて日本人の優しさ、日本の良さを発見しましたね。

とても思い出に残っているのが、3月のとある日の出来事。とても寒い日でした。 買い物をしてコンビニを出ると、ホームレス風の気さくな男性がいて声をかけられ、しばらくコンビニの前で一緒にお菓子を食べながら話したんです。たわいもない会話でしたが心が温まりました。話が終わるとその方は近くのベンチで横になって休んでいました。それを見て、急に胸が痛んだことを覚えています。

テント生活をしているとどうしても不便なことも多くて、文句や不満もありました。ですが、私たちが普段どれほど恵まれた環境で過ごしているかに改めて気づけました。日常に起こるすべてのことが特別に見えて。いつも周りにいてくれる方にも改めて感謝しないといけないなと思えました。

この旅をきっかけに、物質的な豊かさを追い求めるよりも経験による豊かさを大切にしたいと強く思うようになりました。20代のすべてを様々な経験をすることに集中する、今のライフスタイルに繋がっているのではないでしょうか。

Q6. 旅がきっかけでShuriさんにとって大切なことに気づけたのですね。そうした旅のインスピレーションはジュエリーのどんな部分に表れていますか?

旅の途中で見た景色や色、形はもちろん、蛇や水などを象徴するデザインに一番表れていると思います。「蛇」は人生のサイクルと自分自身の再生を表し、「水」は落ち着きや、人生の流れの象徴です。スピリチュアルやヒーリング的なメッセージが伝えられるジュエリーを作っていきたいですね。

Q7. コロナ禍で1人でジュエリーブランドを立ち上げる。大変なことも多かったと思いますが、どんなことが特に大変でしたか?

今までで一番大変だったのは、ビジネスのやり方をゼロから独学で学んだことです。何をすべきか指示してくれたり、困ったことが会った時に相談に乗ってくれる上司もいない。特に最初の年は、誰に助けを求めればいいかもわからなくて、右も左もわからず全てが手探り状態でした。

その上ひとりで始めたので、膨大なタスクの量と向き合わなければいけないことのプレッシャー。時間の管理、ウェブサイトの作成、写真の撮影、SNSの運用、梱包と配送、何らかしらのノルマや期限があるわけでもないので、モチベーションをキープすることも大変でした。毎日試行錯誤しながら新しいことを学んでいます。

また、自分が感じている不安や葛藤とうまく向き合うことも大変でした。人に欲しいって思ってもらえるジュエリーを作らないといけない、けれど自分が本当に作りたいものは違っていたりもする。そのバランスをどう取るかには頭を悩ませました。

Q8. その悩み、ものづくりをする身としてとても共感します!Shuriさんはそのバランスをどうとっていますか?

私の好きな言葉に、「クリエイターとして、みんなを喜ばせるためだけにものづくりをするべきではなく、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。そうして作ったものは、導かれるように届く人の元へ届く」とあります。

また、仕事は自分を映し出す鏡でもあると信じています。満足できるジュエリーを作れるように、常に自分のコンディションがベストでいられるように気を配っています。

ジュエリー作りはもちろん仕事ですが、私が情熱を持って取り組める大好きなことでもあるので、気がついたら寝る間も惜しんで夢中で作り続けることもあるんです(笑)

そんな生活を続けていたら早々に燃え尽きて、体調を崩しかねないので健康的な生活を送るよう意識しています。

Q9. 常にいいパフォーマンスが出せるようコンディションを整える、大事ですね。そのために意識して取り組んでいることがあれば教えてください!

まず、運動と食生活を見直して健康的なライフスタイルを送れるように生活を変えることから始めました。毎朝、目が覚めたら瞑想やジャーナリングから1日をスタート。それから週に4回はジムに行って運動をして、ジャンクフードをやめてヘルシーな食事を取るようにしました。

特に瞑想は、自分自身との対話のきっかけや、何が私にとって本当の幸せで、何をすると自分の身体が喜ぶのかという気づきにもなりました。

毎朝起きて、ゆっくり時間をかけて自分と向き合い、凝り固まった思考をほぐして、常に自分はできると言い聞かせる。忙しい日々を送っているとなかなか自分と向き合う時間を取ることは難しいと思いますが、これを続けることによって自分自身が人として本当に変わりました。

悪い習慣を変えて、自分自身が常に明るくて前向きな良い状態でいられるような環境を整えること。今は、自分の心と身体の健康を何よりも優先しています。

Q10. 心と身体のウェルビーイングを意識して過ごすこと、とっても大切ですね。大変なことも多いと思いますが、ジュエリーのお仕事を始めてよかったことを教えてください。

多くの人は1日の大半の時間を仕事をして過ごすと思います。私はラッキーなことに、自分が情熱を持つ好きなことを仕事にできていて、好きな場所で、好きな時に、好きな人と働くことができる。そんな自由があるのはとても満足しています!

Q11. 自分のお仕事にパッションを持って取り組めることはとても素晴らしいです! Shuriさんの理想のライフスタイルは?

世界中どこにいても働けるようなライフスタイルを送りたいです。今では時々バリに行き、地元の職人と一緒にジュエリーを作っています。バリ島は都市と島のライフスタイルのバランスが取れているので大好きな場所。ジュエリー制作というクリエイティビティーを求められる仕事なので、あまりにも長い間都市部や同じ場所にいると、圧倒されてインスピレーションが湧いてこないこともあります。

仕事をしながら場所を変え、常に新しい経験や体験を作品づくりに反映させることができるのが理想的なライフスタイルです。将来的にはクアラルンプールとバリを3ヶ月間感覚で行き来しながら生活できたら理想です!

Q12. 多拠点生活!憧れますよね。バリ島を選んだ理由は?

昔から自然が豊かな場所で暮らすことが夢で、緑や海に囲まれていると自分が一番自分らしくいられて、クリエイティブになれるからです。あとは、バリ島が暮らしやすかったから。素敵なホテルや仕事も捗るカフェがたくさんあって、ヨガ、サーフィン、ジムなどアクティビティも豊富。仕事もプライベートも充実した生活が送れます。

Q13. マレーシア人の母と日本人の父の元に生まれたShuriさん。文化も言語も異なる2つの国で生まれ育ったことは、お仕事やライフスタイルにどのように影響しましたか?

はい、間違いなく私の人生に大きな影響を与えました!文化的、宗教的な面や家族から教えてもらったことなど、両方の国の良いところを取り入れています。そのおかげか、いつも新しい文化や習慣に興味を持って学ぶことが好きですし、好奇心は人一倍ある方だと思います。

私はミニマリズムが大好きなんですが、それは間違いなく日本人としての影響だと思います。「Less is more」日本語に訳すと「少ないことは豊かなこと」だと信じているので、ウェブサイトやパッケージのデザインに関してはシンプルを意識しています

逆にマレーシア人としての部分が強く活かされていると思うのは、トロピカルな雰囲気を感じさせるデザインでしょうか。クリスタルと自然な色でアイランド的な雰囲気を意識しています。

Q14. お仕事以外の時間は何をしていますか?

仕事中は一人で過ごす時間が多いので、週末は友達や家族と時間を過ごしています。自分にとっての挑戦や、学びになることならなんでも興味を持ってやってみるタイプなので、ダンスのクラスに行ったり、ボルダリングに行ったり、アクティブでクリエイティブな時間を過ごすことも大好きです!

Q15. 今後のkijewelsや、Shuriさん個人の目標は?

最終的なゴールは、身につけた人が癒されたり、勇気をもらえたりするようなスピリチュアル/ヒーリング的なメッセージを伝えるジュエリーをつくることです。 ジュエリーを世界中に届けられる仕組みを作って、配送を担当してくれる方を雇って、旅をしながら作品作りをしていきたいです。

好きな場所で、好きな時に、好きな人と、好きなことを自由にできるようになること。それによって友人や家族も幸せにすること。マインドフルで健康で幸せな生活を送りたいと思っています。

Q16. 最後にインタビューを読んでいるみなさんへメッセージをどうぞ!

初めの一歩を踏み出すまではいろんな葛藤があるかもしれないけど、一度踏み出してしまえばあとはそのまま波の流れに乗って進むだけ。

人生ってただ過ごしてるとあっという間に過ぎてしまう。だから、やりたいことは後悔のないようにとことんやってみてください!

Q1. 自己紹介をお願いします!

初めまして、マレーシアのクアラルンプール在住のShuriです。

コロナ禍で「kijewels」というジュエリーブランドを立ち上げ、オンラインストアやPOP UPストアを通じて色んな方へジュエリーを届けています。

子供の頃から、学校の勉強よりも常にアートやクリエイティブなことに夢中だったので、自分のクリエイティビティーやセンスを思う存分に活かすことができるこのお仕事は私にとって天職だと感じています!

Q2. 天職とも言える好きな仕事を見つけられたこと、とっても素敵です!ジュエリーブランドを始めたきっかけを教えてください

 大学では建築学科を専攻し、その流れで卒業後は建築事務所で働き始めましたが、オフィスでの仕事がメインであまり仕事にパッションを持って取り組めない自分に気づきました。

仕事を続けつつも本当にやりたい仕事がわからず、プライベートでも彼氏とうまくいってなかったり、キャリア面でも恋愛面でもどこに向かって進めばいいのかわからない状態で... 自分の人生についてとても悩んでいました。

そんな時、気分転換にジュエリー作りを始めたんです。自分の想像力を働かせて、イメージやデザインを思い通りに形にする。その作業が楽しくて時間も忘れてジュエリー作りに没頭していたら、悩みを忘れて自然と笑顔になっている自分に気づきました。

それと同時に、旅行するときは訪れた国のジュエリーを買って身につけるのが楽しみだったことを思い出しました。ジュエリーは、たくさんの思い出やストーリーがつまった自分にとっての宝物だったということに改めて気づいたんです。

それから夢中になって、過去の旅から得たインスピレーションやこれまでの人生で体験した思い出をジュエリーという形で表現していきました。ありがたいことに友達や知り合いからのオーダーも増えて、その瞬間、ジュエリーに自分の人生をかけてみようと思ったんです。

Q3. 自分自身について迷っていた時期は大変だったと思いますが、夢中になれることを見つけられたことはとっても素敵ですね!ジュエリー作りは独学ですか?

母に教えてもらいました。子供の頃から母がジュエリーを作るのを見て育ったので、私もよく一緒に作っていたんです。それ以外にもYouTubeの動画を見て勉強したり、旅行が大好きなので旅の途中で見た景色や自然などの色や形からインスピレーショを得てジュエリーを作ることもあります。

Q4. 親娘でジュエリー作りとは血は争えないですね!旅が好きなShuriさんにとって、旅とはなんですか?

はい、小さい頃から家族と一緒に色んな場所へ旅行していたので自然と旅が好きになりました。旅が好きすぎて、大学を卒業して勉強から解放された当時の私の一番の目標は、たくさん働いて貯金して旅行することでした(笑)

新しい場所を冒険して、新しい文化を学ぶ。

私にとって旅をするということは、謙虚で地に足がついているけど刺激的な体験。自分の視野を広げ、クリエイティビティーを養う絶好のチャンスだと思っています。

Q5. 好奇心旺盛なShuriさんの人柄が伝わってきます。今までの旅の中で忘れられない旅の思い出はありますか?

私の人生で最も思い出に残る旅行のひとつは、日本一周旅行です。

大学を卒業してすぐにテントを買い、バックパックを背負ってヒッチハイクしながら約1ヶ月半かけて日本中を旅しました。

大阪から四国へ渡って最後は東京というざっくりとした計画以外は、細かい予定も決めず、毎日寝る場所もその日に決めるといった旅で、何もかもが初めての体験で毎日が新鮮で、自分の殻を破って飛び出す新しい体験と挑戦の連続でした。

見たい景色、過ごしたい場所を自由に決められる反面、寒かったり寝心地が悪かったりと大変なことも多くて旅の途中何度もめげそうになりましたが、現地の人との出会いに助けられました。

ヒッチハイクで車に乗せられない時は、温かいコーヒーや食べ物、軽食を出してくれたり、励ましの言葉をかけてくれたり地元の方が本当によくしてくれて。改めて日本人の優しさ、日本の良さを発見しましたね。

とても思い出に残っているのが、3月のとある日の出来事。とても寒い日でした。 買い物をしてコンビニを出ると、ホームレス風の気さくな男性がいて声をかけられ、しばらくコンビニの前で一緒にお菓子を食べながら話したんです。たわいもない会話でしたが心が温まりました。話が終わるとその方は近くのベンチで横になって休んでいました。それを見て、急に胸が痛んだことを覚えています。

テント生活をしているとどうしても不便なことも多くて、文句や不満もありました。ですが、私たちが普段どれほど恵まれた環境で過ごしているかに改めて気づけました。日常に起こるすべてのことが特別に見えて。いつも周りにいてくれる方にも改めて感謝しないといけないなと思えました。

この旅をきっかけに、物質的な豊かさを追い求めるよりも経験による豊かさを大切にしたいと強く思うようになりました。20代のすべてを様々な経験をすることに集中する、今のライフスタイルに繋がっているのではないでしょうか。

Q6. 旅がきっかけでShuriさんにとって大切なことに気づけたのですね。そうした旅のインスピレーションはジュエリーのどんな部分に表れていますか?

旅の途中で見た景色や色、形はもちろん、蛇や水などを象徴するデザインに一番表れていると思います。「蛇」は人生のサイクルと自分自身の再生を表し、「水」は落ち着きや、人生の流れの象徴です。スピリチュアルやヒーリング的なメッセージが伝えられるジュエリーを作っていきたいですね。

Q7. コロナ禍で1人でジュエリーブランドを立ち上げる。大変なことも多かったと思いますが、どんなことが特に大変でしたか?

今までで一番大変だったのは、ビジネスのやり方をゼロから独学で学んだことです。何をすべきか指示してくれたり、困ったことが会った時に相談に乗ってくれる上司もいない。特に最初の年は、誰に助けを求めればいいかもわからなくて、右も左もわからず全てが手探り状態でした。

その上ひとりで始めたので、膨大なタスクの量と向き合わなければいけないことのプレッシャー。時間の管理、ウェブサイトの作成、写真の撮影、SNSの運用、梱包と配送、何らかしらのノルマや期限があるわけでもないので、モチベーションをキープすることも大変でした。毎日試行錯誤しながら新しいことを学んでいます。

また、自分が感じている不安や葛藤とうまく向き合うことも大変でした。人に欲しいって思ってもらえるジュエリーを作らないといけない、けれど自分が本当に作りたいものは違っていたりもする。そのバランスをどう取るかには頭を悩ませました。

Q8. その悩み、ものづくりをする身としてとても共感します!Shuriさんはそのバランスをどうとっていますか?

私の好きな言葉に、「クリエイターとして、みんなを喜ばせるためだけにものづくりをするべきではなく、自分にとって本物であり、自分だけにしか作れない作品を作り続けること。そうして作ったものは、導かれるように届く人の元へ届く」とあります。

また、仕事は自分を映し出す鏡でもあると信じています。満足できるジュエリーを作れるように、常に自分のコンディションがベストでいられるように気を配っています。

ジュエリー作りはもちろん仕事ですが、私が情熱を持って取り組める大好きなことでもあるので、気がついたら寝る間も惜しんで夢中で作り続けることもあるんです(笑)

そんな生活を続けていたら早々に燃え尽きて、体調を崩しかねないので健康的な生活を送るよう意識しています。

Q9. 常にいいパフォーマンスが出せるようコンディションを整える、大事ですね。そのために意識して取り組んでいることがあれば教えてください!

まず、運動と食生活を見直して健康的なライフスタイルを送れるように生活を変えることから始めました。毎朝、目が覚めたら瞑想やジャーナリングから1日をスタート。それから週に4回はジムに行って運動をして、ジャンクフードをやめてヘルシーな食事を取るようにしました。

特に瞑想は、自分自身との対話のきっかけや、何が私にとって本当の幸せで、何をすると自分の身体が喜ぶのかという気づきにもなりました。

毎朝起きて、ゆっくり時間をかけて自分と向き合い、凝り固まった思考をほぐして、常に自分はできると言い聞かせる。忙しい日々を送っているとなかなか自分と向き合う時間を取ることは難しいと思いますが、これを続けることによって自分自身が人として本当に変わりました。

悪い習慣を変えて、自分自身が常に明るくて前向きな良い状態でいられるような環境を整えること。今は、自分の心と身体の健康を何よりも優先しています。

Q10. 心と身体のウェルビーイングを意識して過ごすこと、とっても大切ですね。大変なことも多いと思いますが、ジュエリーのお仕事を始めてよかったことを教えてください。

多くの人は1日の大半の時間を仕事をして過ごすと思います。私はラッキーなことに、自分が情熱を持つ好きなことを仕事にできていて、好きな場所で、好きな時に、好きな人と働くことができる。そんな自由があるのはとても満足しています!

Q11. 自分のお仕事にパッションを持って取り組めることはとても素晴らしいです! Shuriさんの理想のライフスタイルは?

世界中どこにいても働けるようなライフスタイルを送りたいです。今では時々バリに行き、地元の職人と一緒にジュエリーを作っています。バリ島は都市と島のライフスタイルのバランスが取れているので大好きな場所。ジュエリー制作というクリエイティビティーを求められる仕事なので、あまりにも長い間都市部や同じ場所にいると、圧倒されてインスピレーションが湧いてこないこともあります。

仕事をしながら場所を変え、常に新しい経験や体験を作品づくりに反映させることができるのが理想的なライフスタイルです。将来的にはクアラルンプールとバリを3ヶ月間感覚で行き来しながら生活できたら理想です!

Q12. 多拠点生活!憧れますよね。バリ島を選んだ理由は?

昔から自然が豊かな場所で暮らすことが夢で、緑や海に囲まれていると自分が一番自分らしくいられて、クリエイティブになれるからです。あとは、バリ島が暮らしやすかったから。素敵なホテルや仕事も捗るカフェがたくさんあって、ヨガ、サーフィン、ジムなどアクティビティも豊富。仕事もプライベートも充実した生活が送れます。

Q13. マレーシア人の母と日本人の父の元に生まれたShuriさん。文化も言語も異なる2つの国で生まれ育ったことは、お仕事やライフスタイルにどのように影響しましたか?

はい、間違いなく私の人生に大きな影響を与えました!文化的、宗教的な面や家族から教えてもらったことなど、両方の国の良いところを取り入れています。そのおかげか、いつも新しい文化や習慣に興味を持って学ぶことが好きですし、好奇心は人一倍ある方だと思います。

私はミニマリズムが大好きなんですが、それは間違いなく日本人としての影響だと思います。「Less is more」日本語に訳すと「少ないことは豊かなこと」だと信じているので、ウェブサイトやパッケージのデザインに関してはシンプルを意識しています

逆にマレーシア人としての部分が強く活かされていると思うのは、トロピカルな雰囲気を感じさせるデザインでしょうか。クリスタルと自然な色でアイランド的な雰囲気を意識しています。

Q14. お仕事以外の時間は何をしていますか?

仕事中は一人で過ごす時間が多いので、週末は友達や家族と時間を過ごしています。自分にとっての挑戦や、学びになることならなんでも興味を持ってやってみるタイプなので、ダンスのクラスに行ったり、ボルダリングに行ったり、アクティブでクリエイティブな時間を過ごすことも大好きです!

Q15. 今後のkijewelsや、Shuriさん個人の目標は?

最終的なゴールは、身につけた人が癒されたり、勇気をもらえたりするようなスピリチュアル/ヒーリング的なメッセージを伝えるジュエリーをつくることです。 ジュエリーを世界中に届けられる仕組みを作って、配送を担当してくれる方を雇って、旅をしながら作品作りをしていきたいです。

好きな場所で、好きな時に、好きな人と、好きなことを自由にできるようになること。それによって友人や家族も幸せにすること。マインドフルで健康で幸せな生活を送りたいと思っています。

Q16. 最後にインタビューを読んでいるみなさんへメッセージをどうぞ!

初めの一歩を踏み出すまではいろんな葛藤があるかもしれないけど、一度踏み出してしまえばあとはそのまま波の流れに乗って進むだけ。

人生ってただ過ごしてるとあっという間に過ぎてしまう。だから、やりたいことは後悔のないようにとことんやってみてください!

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