【My City Guide / わたしの住む街】 ~Thailand/Phayao~

Insider’s Travel Guide to Phayao, Thailand

何事にも時代と共に流行り廃りはあれど、その本質はずっと変わらないもの。
旅もきっとそう。
人気の旅先で王道な観光地を周り、流行りのカフェ巡りをするのも楽しい。

でも本当はちょっと贅沢を言えば、
ローカルの業界人がお忍びで通っていたり
現地に住む人だからこそ知っているような
何かしら人を惹きつけるような魅力がある、
そんなホットでリアルな場所が知りたい人は多いはず。

そんな場所を知る、ツウな現地在住者に
彼女のお気に入りの場所を紹介してもらう連載です。

第1回目は、タイ生まれタイ育ちで、バンコク在住のHaruさんに、
彼女がお気に入りだというタイ北部のパヤオを紹介してもらいました。

Why Phayao?

タイ北部といえばチェンマイやチェンライが人気ですが、近年は観光客も多いところ。
チェンマイやチェンライからも気軽にアクセスでき、静かで自然豊かな町「パヤオ」は、観光客も少なくまさに穴場スポット。
あまり目立たない小さな県ですが、スローライフで心身ともにリフレッシュできる、自然が好きな方にはピッタリ。田舎ならではの低価格で食と滞在が楽しめます。

アクセス:バンコクから飛行機でチェンマイまたはチェンライへ行き、バスでパヤオに行くという方法がオススメです。

★バンコク→パヤオ
モーチット駅からパヤオバスターミナル駅まで約11時間(片道691バーツ~)

★チェンマイ→パヤオ
チェンマイ第3バスターミナルからグリーンバスでパヤオバスターミナルまで
約3時間(片道185バーツ~)

★チェンライ→パヤオ チェンライ
第2バスターミナルからロットゥー(乗合バン)
またはバスでパヤオバスターミナルまで約1時間(片道85バーツ~)

What to see

定番!パヤオのシンボル、クワン・パヤオ

パヤオといったらパヤオ湖(タイ語はクワン・パヤオ)。タイ北部最大の淡水湖で、タイで4番目に大きい湖。
湖の周りはレストランやカフェ、広場などがあり地元の人々で賑わう憩いの場となっています。どこから見ても美しいパヤオ湖ですが、特に夕方の眺めは絶景です。
ここで見る夕陽には本当に心を奪われます。パヤオ県民はここがパヤオで一番美しく、ロマンチックな場所と言うのも納得。

名称:クワン・パヤオ(Phayao lake)
住所:Mueang Phayao, Phayao

アクセス:チェンマイからパヤオバスターミナルまで約3時間。
パヤオバスターミナルからクワン・パヤオまで徒歩約10分。

パヤオで今話題の新名所!ボーシップソン/パーフアルア

パヤオの新しい観光地でまだあまり知られていないボーシップソンまたはパーフアルアは、パヤオ市内から約6km。手つかずの森林や大きな岩が数多く残っている場所。
ここの名所は、パーフアルアと呼ばれるパヤオを見渡せる断崖絶壁の岩と、ボーシップソンと呼ばれる自然のまま残された12個の石の穴です。(ハートの形をした穴もあります!)
特にパーフアルアは、パヤオの絶景スポットとして話題を呼んでいます。

名称:ボーシップソンまたはパーフアルア
住所:Moo. 17, Ban Tom, Mueang Phayao

アクセス:パヤオ湖から車で約10分

Where to stay

パヤオ湖が目の前にある!PHUCLONGホテル

こちらは、タイ人のローカルにも人気のホテル。
ホテルのすぐ目の前にはパヤオのシンボルであるパヤオ湖があり、そのため湖畔に面した部屋の専用バルコニーでは、綺麗な景色を楽しめます。
全部で4タイプあるお部屋は、快適さはもちろん、清潔感と開放感が漂っていて心行くまでリラックスできるホテルです。
ホテル周辺にはレストランやカフェが建ち並んでいるのでとても便利。宿泊料金もリーズナブルなのが嬉しい!

名称:PHUGLONG HOTEL
住所:888 Chai-kwan Rd. Mueang Phayao, Phayao

What to eat

タイ人客も殺到の超巨大クイッティアオ!センヤイ

クイッティアオとはタイのヌードルのこと。このお店の目玉である爆盛りクイッティアオは具材の総重量がなんと約3.8kg!
タイのメディアでも取り上げられたこのお店の店内は、地元民と噂を聞いて訪れてきたタイ人旅行者で溢れています。

お店の名前のセンヤイは太麺という意味ですが、細麺、極細麺、黄色麺、春雨もあります。スープは3種類あり、クリアスープ、ナムトックスープ(豚の血のスープ)、そしてトムヤムスープから選べることができ、巨大サイズだと2種類のスープをチョイスすることが可能です。

お店の名前のセンヤイは太麺という意味ですが、細麺、極細麺、黄色麺、春雨もあります。私のおすすめはナムトックとトムヤムスープです。
このジャイアントサイズのヌードルは一皿369バーツで30分以内に完食すれば無料。私は7人で食べに行ったことがありますが、それでも完食は無理でした(笑)
小さいサイズもあるので少人数で行っても安心です。

名称:センヤイ
住所:42, Tha Wang Thong, Mueang Phayao, Phayao

アクセス:パヤオ湖から車で約8分

地元のコーヒーマニアが通う!Phayao coffee roaster

私がおすすめするパヤオのカフェは、香り高く、本格派のコーヒーを味わえるPhayao coffee roaster。店内は特にお洒落なわけではありませんが、コーヒーの良い香りが漂っていて落ち着いた雰囲気。
路地裏にひっそりとあるので、知る人ぞ知るカフェなのが隠れ家らしいポイント。
パヤオで美味しいコーヒーを飲むならここ!というくらい、焙煎された新鮮で美味しいコーヒーが飲めます

名前にPhayaoと入っているので、ここのコーヒー豆をパヤオのお土産として購入するのもオススメ。全てのドリンクの価格は40バーツ~とコスパも最強。
クオリティーの高い味にこの値段はバンコクではありえません!

名称:Phayao Coffee Roaster
住所:59/1 Soi 20 Mu 17, Ban Tom, Mueang Phayao

アクセス:パヤオ湖から車で約6分

Where to shop

雰囲気抜群のマーケット!タノン・コン・ドゥーン・パヤオ

毎週金曜日と土曜日の17時~21時はパヤオ湖のすぐそばでマーケットが開催され、食べ歩きグルメやショッピングが楽しめます。特に食べ物は本当にたくさんあり、休憩や食事用にテーブルと座れるところまで用意されています。
湖をわたってくる風が涼しく、たまにパフォーマンスや音楽ライブも行われており、のんびりとスローライフを味わうことができます。
タイのマーケットの中でも特に雰囲気の良いマーケット。パヤオ滞在に金曜日と土曜日を挟んでいる方はぜひ足を運んでみてください!

名称:タノン・コン・ドゥーン・パヤオ
住所:Mueang Phayao, Phayao

What to do

水面に咲き乱れるハスの花々!トゥン・ブアデーン

タイでインスタ映えスポットとして人気のピンク色のハスが一面に咲き乱れる場所、実はパヤオにもあるんです!
場所はパヤオ湖。
毎年12月頃から見頃を迎え、この時期のパヤオの観光スポットの一つとなります。

ハスは午前中しか咲かないので、早朝に見るのがオススメ。パヤオ湖に昇る太陽と合わさって美しさ倍増の景色が見られ、幻想的でまるで夢のようなひと時が過ごせます。

ボートの乗車賃は一人50バーツ(約175円)で40分くらいのツアーですが、地元のボートクラブの方曰く、今年の冬のハスの咲き具合は例年に比べて少なかったそう。
私は2年連続で同じ時期(12月下旬頃)にパヤオを訪れていますが、去年はすごく咲いていたのに(写真の通り)確かに今年の冬はあまり咲いていませんでした。なのでツアーはハスの花の開花次第。

まだメジャーな観光スポットとなっておらず、情報が少ないので、12月や1月にパヤオを訪れる際は、ちらっと地元の人に聞いてみると何か知っているかも。
実際に私も、たまたま行ったお店の人との会話でこのツアーがあることを知りました(笑)タイミングが合えば観光の予定に含めてみてはいかがでしょうか。

名称:トゥン・ブアデーン
住所:Mueang Phayao, Phayao

観光地としてはまだ知名度の低いパヤオですが、まだまだ魅力はたくさんあります。
自然に溢れたパヤオは、のんびりとリラックスするのにピッタリな場所。
また旅ができるようになったら、ぜひ遊びに来てください!

HARU

instagram : @proud_haru

タイと日本のハーフ。タイで生まれ、15歳までタイで育つ。
そのあと一人でタイを離れ、日本やシンガポールで生活。
現在は故郷のタイに戻り、自分の強みやスキルを活かし、フリーでシンプルな生き方を追求中。
元外資系客室乗務員。旅とカフェ巡りと動物が好き。

Insider’s Travel Guide to Phayao, Thailand

何事にも時代と共に流行り廃りはあれど、
その本質はずっと変わらないもの。
旅もきっとそう。
人気の旅先で王道な観光地を周り、
流行りのカフェ巡りをするのも楽しい。

でも本当はちょっと贅沢を言えば、
ローカルの業界人がお忍びで通っていたり
現地に住む人だからこそ知っているような
何かしら人を惹きつけるような魅力がある、
そんなホットでリアルな場所が知りたい人は多いはず。

そんな場所を知る、ツウな現地在住者に
彼女のお気に入りの場所を紹介してもらう連載です。

第1回目は、タイ生まれタイ育ちで、バンコク在住のHaruさんに、
彼女がお気に入りだというタイ北部のパヤオを紹介してもらいました。

Why Phayao?

タイ北部といえばチェンマイやチェンライが人気ですが、近年は観光客も多いところ。
チェンマイやチェンライからも気軽にアクセスでき、静かで自然豊かな町「パヤオ」は、観光客も少なくまさに穴場スポット。
あまり目立たない小さな県ですが、スローライフで心身ともにリフレッシュできる、自然が好きな方にはピッタリ。
田舎ならではの低価格で食と滞在が楽しめます。


アクセス:バンコクから飛行機でチェンマイまたはチェンライへ行き、バスでパヤオに行くという方法がオススメです。

★バンコク→パヤオ
モーチット駅からパヤオバスターミナル駅まで約11時間(片道691バーツ~)

★チェンマイ→パヤオ
チェンマイ第3バスターミナルからグリーンバスでパヤオバスターミナルまで
約3時間(片道185バーツ~)

★チェンライ→パヤオ チェンライ
第2バスターミナルからロットゥー(乗合バン)
またはバスでパヤオバスターミナルまで約1時間(片道85バーツ~)


What to see

定番!パヤオのシンボル、クワン・パヤオ

パヤオといったらパヤオ湖(タイ語はクワン・パヤオ)。タイ北部最大の淡水湖で、タイで4番目に大きい湖。
湖の周りはレストランやカフェ、広場などがあり地元の人々で賑わう憩いの場となっています。
どこから見ても美しいパヤオ湖ですが、特に夕方の眺めは絶景です。
ここで見る夕陽には本当に心を奪われます。パヤオ県民はここがパヤオで一番美しく、ロマンチックな場所と言うのも納得。

名称:クワン・パヤオ(Phayao lake)
住所:Mueang Phayao, Phayao

アクセス:チェンマイからパヤオバスターミナルまで約3時間。
パヤオバスターミナルからクワン・パヤオまで徒歩約10分。

パヤオで今話題の新名所!ボーシップソン/パーフアルア

パヤオの新しい観光地でまだあまり知られていないボーシップソンまたはパーフアルアは、パヤオ市内から約6km。手つかずの森林や大きな岩が数多く残っている場所。ここの名所は、パーフアルアと呼ばれるパヤオを見渡せる断崖絶壁の岩と、ボーシップソンと呼ばれる自然のまま残された12個の石の穴です。(ハートの形をした穴もあります!)特にパーフアルアは、パヤオの絶景スポットとして話題を呼んでいます。

名称:ボーシップソンまたはパーフアルア
住所:Moo. 17, Ban Tom, Mueang Phayao

アクセス:パヤオ湖から車で約10分

Where to stay

パヤオ湖が目の前にある!PHUCLONGホテル

こちらは、タイ人のローカルにも人気のホテル。
ホテルのすぐ目の前にはパヤオのシンボルであるパヤオ湖があり、そのため湖畔に面した部屋の専用バルコニーでは、綺麗な景色を楽しめます。
全部で4タイプあるお部屋は、快適さはもちろん、清潔感と開放感が漂っていて心行くまでリラックスできるホテルです。
ホテル周辺にはレストランやカフェが建ち並んでいるのでとても便利。宿泊料金もリーズナブルなのが嬉しい!

名称:PHUGLONG HOTEL
住所:888 Chai-kwan Rd. Mueang Phayao, Phayao

What to eat

タイ人客も殺到の超巨大クイッティアオ!センヤイ

クイッティアオとはタイのヌードルのこと。
このお店の目玉である爆盛りクイッティアオは具材の総重量がなんと約3.8kg!タイのメディアでも取り上げられたこのお店の店内は、地元民と噂を聞いて訪れてきたタイ人旅行者で溢れています。

お店の名前のセンヤイは太麺という意味ですが、細麺、極細麺、黄色麺、春雨もあります。スープは3種類あり、クリアスープ、ナムトックスープ(豚の血のスープ)、そしてトムヤムスープから選べることができ、巨大サイズだと2種類のスープをチョイスすることが可能です。

お店の名前のセンヤイは太麺という意味ですが、細麺、極細麺、黄色麺、春雨もあります。私のおすすめはナムトックとトムヤムスープです。
このジャイアントサイズのヌードルは一皿369バーツで30分以内に完食すれば無料。私は7人で食べに行ったことがありますが、それでも完食は無理でした(笑)小さいサイズもあるので少人数で行っても安心です。

名称:PHUGLONG HOTEL
住所:888 Chai-kwan Rd. Mueang Phayao, Phayao

地元のコーヒーマニアが通う!Phayao coffee roaster

私がおすすめするパヤオのカフェは、香り高く、本格派のコーヒーを味わえるPhayao coffee roaster。
店内は特にお洒落なわけではありませんが、コーヒーの良い香りが漂っていて落ち着いた雰囲気。路地裏にひっそりとあるので、知る人ぞ知るカフェなのが隠れ家らしいポイント。
パヤオで美味しいコーヒーを飲むならここ!というくらい、焙煎された新鮮で美味しいコーヒーが飲めます

名前にPhayaoと入っているので、ここのコーヒー豆をパヤオのお土産として購入するのもオススメ。全てのドリンクの価格は40バーツ~とコスパも最強。クオリティーの高い味にこの値段はバンコクではありえません!

名称:Phayao Coffee Roaster
住所:59/1 Soi 20 Mu 17, Ban Tom, Mueang Phayao

アクセス:パヤオ湖から車で約8分

Where to shop

雰囲気抜群のマーケット!タノン・コン・ドゥーン・パヤオ

毎週金曜日と土曜日の17時~21時はパヤオ湖のすぐそばでマーケットが開催され、食べ歩きグルメやショッピングが楽しめます。特に食べ物は本当にたくさんあり、休憩や食事用にテーブルと座れるところまで用意されています。
湖をわたってくる風が涼しく、たまにパフォーマンスや音楽ライブも行われており、のんびりとスローライフを味わうことができます。
タイのマーケットの中でも特に雰囲気の良いマーケット。パヤオ滞在に金曜日と土曜日を挟んでいる方はぜひ足を運んでみてください!

名称:タノン・コン・ドゥーン・パヤオ
住所:Mueang Phayao, Phayao

What to do

水面に咲き乱れるハスの花々!トゥン・ブアデーン

タイでインスタ映えスポットとして人気のピンク色のハスが一面に咲き乱れる場所、実はパヤオにもあるんです!
場所はパヤオ湖。
毎年12月頃から見頃を迎え、この時期のパヤオの観光スポットの一つとなります。

ハスは午前中しか咲かないので、早朝に見るのがオススメ。
パヤオ湖に昇る太陽と合わさって美しさ倍増の景色が見られ、幻想的でまるで夢のようなひと時が過ごせます。

ボートの乗車賃は一人50バーツ(約175円)で40分くらいのツアーですが、地元のボートクラブの方曰く、今年の冬のハスの咲き具合は例年に比べて少なかったそう。
私は2年連続で同じ時期(12月下旬頃)にパヤオを訪れていますが、去年はすごく咲いていたのに(写真の通り)確かに今年の冬はあまり咲いていませんでした。なのでツアーはハスの花の開花次第。

まだメジャーな観光スポットとなっておらず、情報が少ないので、12月や1月にパヤオを訪れる際は、ちらっと地元の人に聞いてみると何か知っているかも。
実際に私も、たまたま行ったお店の人との会話でこのツアーがあることを知りました(笑)タイミングが合えば観光の予定に含めてみてはいかがでしょうか。

名称:トゥン・ブアデーン
住所:Mueang Phayao, Phayao

観光地としてはまだ知名度の低いパヤオですが、
まだまだ魅力はたくさんあります。
自然に溢れたパヤオは、
のんびりとリラックスするのにピッタリな場所。
また旅ができるようになったら、ぜひ遊びに来てください!

HARU
ハル

instagram : @proud_haru

タイと日本のハーフ。タイで生まれ、15歳までタイで育つ。
そのあと一人でタイを離れ、日本やシンガポールで生活。現在は故郷のタイに戻り、自分の強みやスキルを活かし、フリーでシンプルな生き方を追求中。
元外資系客室乗務員。旅とカフェ巡りと動物が好き。

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